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平成26 年度厚生労働科学研究費補助金 「医療従事者の業務範囲拡大に関する研究」 診療放射線技師及び臨床検査技師の業務範囲拡大 に係る教育内容について ＜研究代表者＞ 北村 聖 東京大学大学院医学系研究科附属医学教育国際研究センター 教授 平成26 年９月 はじめに 本年６月25 日に公布された「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するため の関係法律の整備等に関する法律」（平成26 年法律第83 号）より、診療放射線技師及び臨 床検査技師の業務範囲拡大に関する内容が盛り込まれたことを踏まえ、必要とされる教育内 容について、有識者や関係団体等 （別紙）の協力を得て検討した。 （１）診療放射線技師について ①養成課程における教育内容の見直しについて 診療放射線技師の養成課程における教育内容については、別表１に掲げる内容以上のも のとし （下線部分を新たに追加）、それぞれの教育内容は、同表に掲げる教育目標を修得 させることを目的とする必要がある。 また、教育内容の見直しと併せて、教育上必要な機械器具、標本及び模型について、別 表２ （下線部分を新たに追加）を標準として整備する必要がある。 ②免許取得者等に対する追加研修について 既に診療放射線技師の免許を取得している者など、養成課程において （１）の①による 見直し後の教育内容を修得していない診療放射線技師については、新たに追加される業務 を行おうとするときは、別表３に掲げる内容以上の研修を受講する必要がある。 （２）臨床検査技師について ①養成課程における教育内容の見直しについて 臨床検査技師の養成課程における教育内容については、別表４に掲げる内容以上のもの とし （下線部分を新たに追加）、それぞれの教育内容は、同表に掲げる教育目標を修得さ せることを目的とする必要がある。 また、教育内容の見直しと併せて、教育上必要な機械器具、標本及び模型について、別 表５ （下線部分を新たに追加）を標準として整備する必要がある。 ②免許取得者等に対する追加研修について 既に臨床検査技師の免許を取得している者など、養成課程において（２）の①による見 直し後の教育内容を修得していない臨床検査技師については、新たに追加される業務を行 おうとするときは、別表６に掲げる内容以上の研修を受講する必要がある。 （別紙） 研究協力者一覧 会議 氏名（敬称略） 所属?役職 （研究代表者） 東京大学大学院医学系研究科附属医学教育国際研究センター 教授 北村 聖 釜萢 敏 日本医師会常任理事（平成26年６月まで藤川 謙二） 本田 浩 九州大学放射線医学教室 教授 全 体 諏訪部 章 岩手医科大学臨床検査医学 教授 会 議 小川赤十字病院 放射線科部技師長 小川 清 （公社）日本診療放射線技師会副会長 （公財）日本適合性認定協会認定センター参事補 プログラムマネジャー（臨床検査） 下田 勝二 （一社）日本臨床衛生検査技師会 常務理事 山口 徹 虎の門病院顧問（チーム医療方策ＷＧ座長） （WG長） （日本医学放射線学会代表） 本田 浩 九州大学放射線医学教室 教授 （日本医学放射線学会） 診 吉川 宏起 駒澤大学医療健康科学部 教授 療 （日本放射線腫瘍学会） 放 茂松直之 慶應義塾大学医学部放射線科学教室 教授 射