徳島県ドクターヘリ運航業務委託仕様書.docVIP

播磨地域等ドクターヘリ運航業務委託仕様書 第１　総則 １　この仕様書は、兵庫県ヘリコプター救急患者搬送体制検討委員会の提言を受けて基地病院に決定された兵庫県立加古川医療センター（以下「県立加古川医療センター」という。）が、救急医療に必要な機器及び医薬品を装備した専用のヘリコプター（以下「ドクターヘリ」という。）の運航業務を委託（以下「委託業務」という。）するにあたり必要な事項を定める。 ２　県立加古川医療センターは、ドクターヘリを用いて、消防機関?医療機関からの出動要請に基づき、医師及び看護師を同乗させて救急現場等に向かい、当該場所から県立加古川医療センター又は他の医療機関への移送等、患者に救命医療措置を行う搬送業務（以下「本業務」という。）を委託するものとする。 ３　運航委託業者（以下「運航会社」という。）は、ドクターヘリ運航業務にあたって本仕様書の規定、次の法令等を遵守するものとする。 （1）航空法（昭和27年法律第231号）、電波法（昭和25年法律第131号）その他の関係法令に定めるもの （2）「救急医療対策事業実施要綱：第10ドクターへリ導入促進事業」（昭和52年7月6日医発第692号厚生省医務局長通知、平成23年3月29日医政発0329第26号厚生労働省医政局長通知） （3）「ドクターヘリ運航委託契約に係る運航会社の選定指針」（平成13年9月6日指第44号厚生労倒省指導課長通知） （4）「運航会社及び運航従事者の経験資格等の詳細ガイドライン」（平成15年5月22日（社）全日本航空事業連合会ヘリコプター部会ドクターへリ分科会） ４　運航会社は、多くの中山間地域を抱えている地理的特性を踏まえ、兵庫県消防防災ヘリコプターとの連携の必要性や重要性を認識し、救急患者搬送等の委託業務を遂行するものとする。 第２　委託期間 １　委託期間は、契約締結日（平成25年11月予定）から平成26年３月31日までとする。ただし、具体的な契約締結日については、テストフライト等を考慮し、県立加古川医療センターと運航会社が別途協議のうえ決定するものとする。 ２　本業務の継続については、県立加古川医療センターと運航会社が協議のうえ決定するものとする。 　　　なお、委託期間中において、関西広域連合へ委託業務を移管する場合には、県立加古川医療センター及び運航会社が協議のうえ委託期間等を変更し、委託業務を引き継ぐものとする。 ３　医療機器等の搭載検証、医療関係者への安全教育等を行う必要があることから、運航会社は、県立加古川医療センターの準備が整い次第これらを行うこととし、運航会社はドクターヘリの実機を用意するものとする。 第３　運航時間 １　運航時間は、原則として午前８時30分から日没までとする。 ２　日没時間が季節ごとに異なること等を考慮し、運航時間等の詳細については、県立加古川医療センターと運航会社が協議の上、適宜定めることとする。 第４　運航範囲 　　　ドクターヘリの運航範囲は、原則として兵庫県播磨地域および丹波南部地域とする。 　　　ただし、県内他地域への出動については、別途兵庫県、県立加古川医療センターで協議の上、対応するものとする。 第５　基地病院および準基地病院ヘリポート等 １　基地病院ヘリポートは次のとおりとする。 名称：兵庫県立加古川医療センター　　病院場外離着陸場 　　　（格納庫、給油燃料庫、運航管理室を有する） 住所：兵庫県加古川市神野町神野２０３ 天候状況等によっては、運航会社所有の格納庫に係留する場合もあり得る。 ２　準基地病院ヘリポートは次のとおりとする。 名称：製鉄記念広畑病院　　病院屋上場外離着陸場 　　　（給油燃料庫あり） 住所：兵庫県姫路市広畑区夢前町３－１ 天候状況等によっては、運航会社所有の格納庫に係留する場合もあり得る。 なお、兵庫県立姫路循環器病センター（兵庫県姫路市西庄甲５２０）についても今後離着陸場の整備を計画しており、３次救急を担う医療機関として、患者受け入れを分担する予定である。 ３　その他 　　基地病院、準基地病院の運航分担及び兵庫県立姫路循環器病センターとの連携については、関係機関等と協議のうえ別途取り決める。 第６　委託業務の内容 １　ドクターヘリの運航業務 (1) 県立加古川医療センターヘリポートにドクターヘリ１機を通年で継続配置し、国土交通省航空局による有効な免許又は資格を有する第11に掲げる者を、通年出勤させ、救急患者搬送等を行うものとする。 　　なお、一部準基地病院に配置する場合もある。 (2)　ドクターヘリの日常点検、保守点検等の整備作業に必要な部品、資機材並びに航空燃料及び潤滑油等の調達は、運航会社の責任において確保するものとする。 ２　安全管理業務 運航会社