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FFTの性質を調べる課題 １．N=６４ポイントデータを１ブロックとするFFTを用いて，次の時間領域データを周波数領域に変換して時間領域データ，スペクトル（複素数），パワースペクトルをグラフ化し，その特徴を調べ，考察しなさい。 （１）（１周期の振幅１の正弦波） （２）（１周期の振幅１の余弦波） （３）（５周期の振幅１の正弦波） （４）（5周期の振幅１の余弦波） （５）（３周期の振幅４の正弦波） （６）（３周期の振幅４の余弦波） （７） 　　　　　　　　　　　　　（３周期の振幅１の正弦波+３周期の振幅１の余弦波） （８） （９） （１０） （１１）　（直流成分） （１２）（直流成分+３周期の振幅１の正弦波） （１３）　（インパルス信号） （１４） ２．N=６４ポイントデータを１ブロックとするFFTを用いて，次の時間領域データを周波数領域に変換してスペクトル（複素数），パワースペクトルをグラフ化し，その特徴を調べ，考察しなさい。 一般に は１ブロック中にM周期の正弦波である。 以下の課題においてはについて調べなさい （１） （２） （３） （４） （５） （６） NポイントのFFTにおいては，N/2周期より多くの周期を持つ正弦波は正しく変換できない。 （サンプリング定理） ３．FFTのまとめ （１） NポイントのFFTにおいては，周波数領域のスペクトル，パワースペクトルで有効なポイント数はN/2個である。 （２）：（時間領域データ），：（周波数領域データ）とすると，X(0)はx(n)の直流成分を表わす。 （３）x(n)が1000Hzでサンプリングされた512個データとする。 　　（A） は１ブロック中に１周期がはいる正弦波ある。FFTの結果，周波数領域ではX(1)にのみ非0値が存在する。 　　（B） は１ブロック中に３周期がはいる正弦波ある。FFTの結果，周波数領域ではX(3)にのみ非0値が存在する。 1000Hzサンプリングにおいては，サンプリング周期は０．００１秒なので５１２個のデータを収集するのに要した時間は（　　　）[sec]である。すなわち（A）の周期は（　　　）[sec]であり，その周波数は（　　　）Hzである。すなわちX(1)は（　　　）Hzの周波数領域データを表わしている。また（B）の周期は（　　　）[sec]であり，その周波数は（　　　）Hzである。すなわちX(3)は（　　　）Hzの周波数領域データを表わしている。 一般にHzサンプリングにおいては，サンプリング周期は（　　　）[sec]なのでN個のデータを収集するのに要した時間は（　　　）[sec]である。N個のデータがちょうど１周期分になるような波形の周期は（　　　）[sec]であり，その周波数は（　　　）Hzである。すなわちX(1)は（　　　）Hzの周波数領域データを表わしている。N個のデータがちょうどM周期分になるような波形の周期は（　　　）[sec]であり，その周波数は（　　　）Hzである。すなわちX(M)は（　　　）Hzの周波数領域データを表わしている。N個のデータがちょうどN/2周期分になるような波形の周期は（　　　）[sec]であり，その周波数は（　　　）Hzである。すなわちX(N/2)は（　　　）Hzの周波数領域データを表わしているはずであるが有効ではない。 ４．N=６４ポイントデータを１ブロックとするFFTを用いて，適当な時間領域サンプルデータをFFTし，その結果を逆FFTすることで最初の時間領域サンプルデータに戻ることを確認しなさい。