準天頂衛星システム(QZSS).PDFVIP

準天頂衛星システム(QZSS) 技術実証実験技術実証実験のの現状現状についてについて 平成23年6月22 日（水） （独）宇宙航空研究開発機構（JAXA） 準天頂衛星システムプロジェクトチーム 岸本 統久 報告内容 - 打上げ～技術実証・利用実証開始 - 「みちびき」の測位信号 - 技術実証の進め方 - JAXAJAXA技術実証技術実証のの状況状況 （（実験成果実験成果）） - みちびきデータ公開サイト (QZ-vision) - まとめと今後の予定 平成23年6月22日 「みちびき」の打上げ～技術実証・利用実証開始 2010年9月11日20時17分にH-IIAロケット18号機により打ち上げられた。 2010年9月12日から17日までに5回のアポジエンジン噴射、9 月21 日から5回の スラスタによる軌道制御を実施し、9月27 日に所定の準天頂軌道（中心経度東経 135度、軌道周期23時間56分）へ投入。 バス系の各サブシステム、及びミッション機器のチェックアウトを順次実施し、 2010年12月10日までに予定していた全ての初期機能確認を終了。 2010年12月13日に定常運用に移行。12月15日に測位信号を標準コードに切り 替え、技術実証・利用実証を開始。 項目 諸 元 外観形状 箱型（右図） 質量 4020kg（ﾄﾞﾗｲ質量1802kg） 発生電力 約5kW 姿勢 三軸安定 測位アンテナを地心方向指向 測位用信号等 測位信号：GPS相互運用信号＋独自信号 時刻比較：Ku帯 寿命 10年（ﾊﾞｯﾃﾘ、太陽電池、推薬：12年） 軌道 準天頂軌道 （軌道傾斜角：約45度、離心率：約0.1、 ＠種子島宇宙センター 周期：23時間56分、 軌道長半径：約42,000km） 「みちびき」軌道上外観 打上げロケット H-IIA202ロケット 3 「みちびき」が送信する測位信号 中心周波数 信号名称 対応するGPS民生信号 概要 （MHｚ） L1-C/A 1575.42 放送中 GPS補完信号 (JAXA担当) L1C 1575.42 GPS-III(2014予定)～ 既存のGPS、近代化GPSとの相互運用 性、共存性を確保 L2C 1227.6 放送中 GPS受信機のソフトウェア微小改修で準 Block-IIR-M(2005)～ 天頂衛星システムに対応可能 L5