高度救命救急センターについて要点.pdfVIP

資料２ 高度救命救急センターについて 2013.9.18 厚生労働省医政局指導課資料 高度救命救急センターについて （救急医療対策事業実施要綱） 目的 都道府県が高度救命救急センターを整備し、救急医療の円滑な連携体制のもとに、特殊疾患患 者に対する医療を確保することを 目的とする。 運営方針 高度救命救急センターは、救命救急センターに収容される患者のうち、特に広範囲熱傷、指肢切 断、急性中毒等の特殊疾患患者を受け入れるものとする。 整備基準 (1) 高度救命救急センターは、広範囲熱傷、指肢切断、急性薬物中毒等の特殊疾患患者に対す る救命医療を行うために必要な相当高度な診療機能を有するものである。 (2) 高度救命救急センターには、24時間診療体制を確保するために、必要な職員を配置するも のとする。 ア 医師 常時高度救命救急医療に対応できる体制をとるものとする。特に麻酔科等の手術に必要 な要員を待機させておくものとする。 イ 看護師等医療従事者 特殊疾病患者の診療体制に必要な要員を常時確保すること。特に手術に必要な動員体 制をあらかじめ考慮しておくものとする。 (3) 設備 高度救命救急センターとして必要な医療機器を備えるものとする。 1 高度救命救急センターへの支援 高度救命救急センター設備整備事業 高度救命救急センターとして必要な広範囲熱傷、指肢切断、急 性中毒等の特殊疾病患者用医療機器購入費 （※）その他救命救急センターと同様の運営・設備整備事業費の 補助 高度救命救急センターへの診療報酬の評価 • 救命救急入院料を算定する際１日につき所定点数に１００点 を加算する。 • 高度救命救急センターにおいて、急性薬毒物中毒の患者に 対して救命救急医療が行われた場合には、入院初 日に限り 所定点数に５，０００を加算する。 2 高度救命救急センターの現状 札幌医科大学附属病院 弘前大学医学部附属病院 岩手医科大学附属病院 東北大学病院 福島県立医科大学附属病院 前橋赤十字病院 埼玉医科大学総合医療センター 千葉県救急医療センター 日本医科大学付属病院 公立大学法人横浜市立大学附属 杏林大学医学部付属病院 東海大学医学部付属病院 市民総合医療センター 新潟大学医歯学総合病院 信州大学医学部附属病院 岐阜大学医学部附属病院 愛知医科大学病院 大阪府立急性期 ・総合医療センター 大阪大学医学部附属病院 関西医科大学附属枚方病院 兵庫県災害医療センター 奈良県立医科大学附属病院 日本赤十字社和歌山医療センター 和歌山県立医科大学附属病院 川崎医科大学附属病院 岡山大学病院 広島大学病院 山口大学医学部附属病院 徳島赤十字病院 愛媛県立中央病院 久留米大学病院 ○ 全国に３０施設 （平成２５年８月１日現在）