日本纸管工业超硬质纸管-n.PDFVIP

日本紙管工業 超硬質紙管 紙管の限界を常に追求する 原材料から研究を重ね、新加工技術を駆使した紙管 【改訂07】 ●フィルム業界の背景 現在、フィルムメーカーにおいては、紙管の偏平耐圧強度不足、ベンディング強度不足など によりフィルムにシワが発生し、最後まで使用出来ないため、余尺を巻いて対応しています。 また、直近においてフィルム製品の巻m を増やしたいという要望などもあり、高強度の紙管 の要望が増加しています。 当社では、高強度化を図るため、原材料や生産設備、並びに 新加工技術を研究し、 寸法安定性に優れた超硬質紙管の開発に成功しました。 製品名称 内径 肉厚(mm) 長さ(mm) 特殊仕様 新製品 ３インチ 1.紙管強度設計可能 Min. 150 超硬質紙管 5～15 2.内面防塵仕様可能 Max. 2500 （HC タイプ/一般紙管タイプ） ６インチ 3.端面防塵処理可能 ●商品の特長 ● 超硬質紙管の特長 ① フィルム製品のシワの解消 偏平耐圧強度を向上させることにより、『紙管のたわみ・振れなど』を抑制することで、フィルム 巻取り時のシワを防ぎ、余尺の軽減に繋がる。その結果、歩留りが向上、更に顧客満足度を高める ことに繋がります。 ② 巻メートル（巻量）の増加に対する対応 同じ規格で現状の巻メートル量から1.5 倍の巻量に対応でき、作業効率が向上します。 ③ 紙管肉厚の薄肉化による『コストダウン』と『環境配慮』 一般・硬質タイプの紙管を使用しているお得意先に対し、超硬質紙管を提案し肉厚を下げる ことにより、コストダウンに繋がります。更に薄肉化により原紙使用量が減り、環境に配慮 した紙管であります。 ④ 防塵機能が発揮 内面防塵紙を使用し、端面を防塵加工することで防塵機能が発揮できます。 ⑤ 寸法安定に優れている 特殊原紙を使用しており、吸湿性が極めて低く水分の変化量が小さく、寸法安定に優れています。 ● 偏平耐圧強度と水分の関係 左のグラフは、紙管を乾燥・加湿し た時の偏平耐圧強度と水分の関係を 表したものです。 超硬質紙管は、一般紙管の約 1.5 倍 の強度アップが図れます。 紙管水分を5%前後で管理すること で最高の強度値を示します。 ● 長さと水分の経時変化 左のグラフは、開発品と従来品の 紙管を同じ条件下で加湿した時の長さ