约款（参考）.PDFVIP

工務－030828 工務－081027 約 款 （参 考） （総則） 第１条 元請負人 （以下 「甲」という）及び下請負人 （以下 「乙」という）は、本書記載の工事 （以下 「この工事」という）の請負契約 （以下 「この契約」という）を 本書に定めるもののほか、この契約に基づき別冊の図面及び仕様書 （現場説明書及び現場説明に対する質問回答書を含む。以下これらの図面及び仕様書を、「設計図 書」という。）に従い履行する。 （請負代金内訳書及び工程表） 第２条 乙は設計図書に基づく請負代金内訳書、工事計画書及び工程表を作成し、契約締結後すみやかに甲に提出してその承認を受ける。 （法令等遵守の義務） 第３条 甲及び乙は施工にあたり建設業法、その他工事の施工、労働者の使用等に関する法令及びこれらの法令に基づく監督官公庁の行政指導を遵守する。 ２ 甲は乙に対し、前項に規定する法令及びこれらの法令に基づく監督官公庁の行政指導に基づき必要な指示、指導を行い乙はこれに従う。 ３ 労働災害補償保険の加入は原則として甲が行う。ただし、乙が加入する場合は別途定める。 （関連工事との調整） 第４条 甲はこの工事を含む元請工事 （甲と注文者との間の請負契約による工事をいう）を円滑に完成するため、関連工事 （元請工事のうち施工上関連のある工事をい う）との調整を図り、必要がある場合は乙に対して指示を行う。この場合においてこの工事の内容を変更し、又は工事の全部若しくは一部の施工を一時中止したとき は甲乙協議して工期又は請負代金額を変更できる。 ２ 乙は関連工事の施工者と緊密に連絡協調を図り、元請工事の円滑な完成に協力する。 （契約保証人） 第５条(A) 金銭保証人は当事者の債務の不履行により生ずる損害金の支払を行う。 第５条(B) 工事完成保証人は乙が工事を完成することができない場合に、乙に代わって自ら工事を完成する。 第５条(C) 前項(A)及び(B) は第３１条 （前金払）を行使するときに適用する。 （書面主義） 第６条 この約款の各条項に基づく協議、承諾、通知、指示、請求等は、この約款とは別に定めるもののほか、原則として書面により行う。 （権利義務の譲渡） 第７条 甲又は乙はこの契約により生ずる権利又は義務を第三者に譲渡し、又は承継させない。ただし相手方の書面による承諾を得た場合はこの限りでない。 ２ 甲又は乙は工事目的物又は工事現場に搬入した工事材料 （工場製品を含む。以下同じ）を第三者に譲渡し、貸与し、又は抵当権その他の担保の目的に供しない。た だし、相手方の書面による承諾を得た場合はこの限りでない。 （一括委任又は一括下請負の禁止） 第８条 乙は一括してこの工事の全部又は一部を第三者に委任し又は請け負わせてはならない。ただし、あらかじめ発注者及び甲の書面による承諾を得た場合はこの限 りでない。 （関係事項の通知） 第９条 乙は甲に対してこの工事に関し、次の各号に掲げる事項をこの契約締結後遅滞なく書面により通知する。 ① 現場代理人及び主任技術者の氏名 ② 雇用管理責任者の氏名 ③ 安全管理者の氏名 ④ 工事現場において使用する１日当たり平均作業員数 ⑤ 工事現場において使用する作業員に対する賃金支払の方法 ⑥ その他甲が工事の適正な施工を確保するため必要と認めて指示する事項 ２ 乙は甲に対して前項各号に掲げる事項について変更があったときは、遅滞なく書面によりその旨を通知する。 （下請負人の関係事項の通知） 第１０条 乙がこの工事の全部又は一部を第三者に委任し又は請け負わせる場合、乙は甲に対してその契約 （その契約に係る工事が数次の契約によって行われるときは、 次のすべての契約を含む。）に関し、次の各号に掲げる事項を遅滞なく書面により通知する。 ① 受任者又は請負人の氏名及び住所 （法人であるときは名称及び工事を担当する営業所の所在地） ② 建設業の許可番号及び許可業種と許可証の写し ③ 現場代理人及び主任技術者の氏名 ④ 雇用管理責任者の氏名 ⑤ 安全管理者の氏名 ⑥ 工事の種類及び内容 ⑦ 工期 ⑧ 受任者又は請負人が工事現場において使用する１日当たり平均作業員数 ⑨ 受任者又は請負人が工事現場において使用する作業員に対する賃金支