第学年学级活动指导案2-aobadb.edu.PDF

第2 学年 学級活動指導案 日時：平成13 年6 月22 日 場所：２年教室 指導者：齋藤由美子 1.題材名 雨の日の楽しいすごし方を考えよう 2.題材のねらい ○自分たちの雨の日のすごし方を振り返り、みんなが楽しく過ごせる方法を考えることができる。 ○みんなが楽しくすごせるようにしよう、という意欲を持つことができる。 ○話し合いの決まりを守って、自分の考えを話したり、友達の意見を聞いたりし、よりよい方向へ話 し合いを進めようとすることができる。 3.指導にあたって １）題材の意義 この題材は(1 )学校生活の向上や充実に関することとして取り上げられているが、（2 ）のオ、心身共 に健康で安全な生活態度の育成にも関連している。児童は、２年生になり「当番の仕事をしっかりやろ う」「１年生のお世話をしよう 」など、責任感がきたものの、まだ自己中心的な考え方や行動が多く、自 分のやりたいい事や自分の楽しさを優先させる傾向が見られる。この題材を扱うことによって自分の 行動を振り返り、他の人との関わりに目を向け、自分ばかりでなく、みんなが休み時間を楽しく過ご せるようにする事が大切だ、ということに気づかせることができるのではないかと考える。 ２）児童の実態 事前にアンケートを行った結果、休み時間のすごし方としては、晴れた日は、元気に外で遊ぶ子が 多いが、雨の日は室内静かに遊ぶことが必要なのだと理解している。しかし、実際は教室や廊下を走 り回り、注意を受けていることが多い。 長い休み時間の後には、ケンカもしばしば起こっている。順番を守らなかったり、勝手に仲間から 抜けてしまったり、道具を片付けなかったりしたことが原因である。 話し合い活動に関するアンケート結果からは、自分の考えをしっかりと持っているにもかかわらず、 人前で話をすることが苦手な児童が多いことが分かった。授業中の発言も、特定の児童に偏ることが 多く、友達との話し合いによる合意形成は苦手である。 ３）指導対策 ＜話し合いをスムーズに行うために＞ ・話し合いの進め方の定着を図るため、１学期の間、議長団を固定する。 ・話し合われている観点を明確にするため「話し合いノート 」を活用する。 ・「話し合いのすすめかた を提示し、それに即した進行をさせる。」 ＜活発な話し合いにするために＞ ・事前に議題について考えてきたことに、児童が自信を持って発表できるようにするため、教師は励 ましとなるコメントを書き添えた。 ・自分の意見を積極的に発表できた子どもや話し合いの約束を守って発言できた子を褒め、意欲づけ を図る。 ＜問題意識を高めるために＞ ・事前に調査活動を行うことによって、問題点をつかませるとともに、安全の確保という観点を明確 にする。 4.活動計画 本主題の流れ 国語 調査活動 ○ディベート作文を書こう ・晴れの日の休み時間のすごし方 ・自分の意見に理由を付ける。 ・雨の日の休み時間のすごし方 ・相手の理由の不合理を指摘する。 ○「タンポポ 」 話し合いカードの記入（課外 ） ・根拠のしっかりした意見を確立す る。 教師からの励まし 学級全体での話し合い（本時） 課外（朝の会 ） ・話し合いでの決定事項についての観察 ○一分間スピーチ ・話し合いの仕方について評価と励まし