第2学年生活科学习指导案-川地小学校.PDFVIP

第２学年 生活科学習指導案 １ 日 時 平成２３年５月１８日（水） 第５校時 ２ 学 年 第２学年 ９名 ３ 単元名 キラキラやさいをつくりたいな～たべてにっこり！ おいしいやさい～ ４ 単元について ○ 児童観 本学級の児童は，全員生活科の学習が好きである。その理由として，「いろいろな所に行って 昆虫や花を見つけることができるから。」「いろいろなものを観察することができるから。」など を挙げている。「生き物や花を育ててみたい。」と答えている児童は100％であり，動物を飼育し たり，植物を栽培したりすることに興味をもっており，意欲的である。 第１学年では，「花いっぱいになあれ」の単元において，あさがおとチューリップを育てる活 動を行った。発見カードには，五感（視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚）を使って気付いたことを 書こうとする児童が増え，成長の変化を楽しみにしながら育てることができた。しかし，「きれ いな花が咲いてほしい。」という思いはあるが，水やりなどの世話に継続して取り組むことがで きず，大きく育たなかったり，枯れてしまったりした経験もある。 野菜作りに関しては，川地には田んぼや畑などの自然も多く，花や野菜を栽培しているのを常 に見ており，栽培にかかわる手伝いをしたことのある児童も多い。 ○ 単元観 本単元は，学習指導要領生活の内容（７）「動物を飼ったり植物を育てたりして，それらの育 つ場所，変化や成長の様子に関心をもち，また，それらは生命をもっていることや成長している ことに気付き，生き物への親しみをもち，大切にすることができるようにする。」を踏まえて設 定したものである。関心をもって植物にかかわることで，成長や変化に関する気付き，生命をも っていることへの気付き，自分のかかわり方に対する気付きなど多くの気付きが生まれる。また， 野菜を育てるという活動を通して，児童は植物への親しみをもち，世話をする楽しさや喜びを味 わうことができると考える。 ○ 指導観 指導にあたっては，野菜の変化や成長を通して，大きく育て，たくさんの野菜を収穫するため には継続的な世話が必要であることに気付かせたい。栽培する過程において，野菜の先生に世話 の仕方，世話への責任，世話をする楽しさ，野菜への愛着などの話を聞くことで，野菜に対する 親しみの気持ちを深めさせ，継続的に世話をしていけるようにしていきたい。そして，野菜パー ティーをしたり，８月に行われるPTCで野菜作りを教えて下さった方や家族の人たちにも収穫し た野菜を食べていただいたりすることを目指して活動を行っていく。 また，野菜作りの過程で，困ったことや分からないことを子どもたちに見付けさせ，調べたり， 家族や野菜の先生に聞いたりするなどして，自分たちの力で工夫して課題解決できるようにして いきたい。そのために，継続的に観察活動を行い，気付きや思いを表現，交流する場を大切にし ていく。 ５ 単元の目標と評価規準 （１） 大単元の目標 ①野菜の成長を楽しみにし，野菜に親しみの気持ちをもちながら世話をしようとしている。 （関心・意欲・態度） ②自分の力で工夫して栽培しようとしたり，変化や成長の様子，継続的な世話について言葉や 絵などで表現したりすることができる。 （思考・表現） ③野菜は生命をもっていることや変化や成長の様子，世話をする自分自身のがんばりやよさに 気付くことができる。 （気付き） （２） 小単元の目標 ○野菜の成長に関心をもち，自分の力で工夫して野菜を栽培しよ