第2期健康横浜21が目指す健康づくり-横浜.pdf

第 章 1 第２期健康横浜２１が目指す健康づくり ★１ 策定の趣旨 　「健康」の概念は広く、感染症等の疾病やこころの健康などさまざまな課題がありますが、市民の最 も大きな健康課題の一つである生活習慣病に着目し、今後10年間の横浜市の健康づくりの指針となる第 ２期健康横浜２１（以下「第２期計画」という。）を策定します。 第 　計画の推進にあたっては、さまざまな関係機関・団体と情報共有し、協働で取組を進めていきます。 1 章 ★２ 計画期間 第 　平成 25年度（2013年度）から34年度（2022年度） 2 章 ★３ 策定の経過 第 　横浜市では、健康増進法に基づく市町村健康増進計画として、13年 9月に「健康横浜２１」（以下「第１ 3 章 期計画」という。）を策定しました。 　18年 10月には計画の見直し・修正を行い、取組テーマを「生活習慣病予防の推進」と定め、「食習慣の 改善」「身体活動・運動の定着」「禁煙・分煙の推進」を重点取組分野として取組を進めてきました。 第 4 　さらに、国の医療制度改革等、保健医療を取り巻く状況の変化を踏まえ、22年10月に一部増補を行い、 章 「メタボリックシンドローム対策の推進」を重点取組分野に追加するとともに、計画期間を24年度まで延 長しました。 第 　その間、市民一人ひとりと、市民の健康づくりを支えるさまざまな関係機関・団体や行政が、それぞれの 5 章 役割に応じて取組を行ってきました。 　24年 3月に第１期計画の最終評価を行ったところ、市民の健康づくりに関する意識・知識の高まりが 料 資 考 参 みられました。 　今後は、健康づくりに関する意識・知識をさらに高めていくとともに、その意識が行動に結びつく施策 の展開が重要です。 2 第1章　第２期健康横浜２１が目指す健康づくり ★４ 基本理念、基本目標 基本理念 すべての市民を対象に、乳幼児期から高齢期まで継続して 生活習慣の改善や、生活習慣病の重症化予防を行うことで、 いくつになってもできるだけ自立した生活を送ることのできる市民を増やします。 　健康であることは、それ自体を人生の目的とするのではなく、自分らしくいきいきと楽しく暮らし、積極 第 的に人生を歩むための要素の一つであると考えます。 1 章 　第 1期計画では「年齢・性別・国籍や病気・障害の有無にかかわらず、一人ひとりの健康になろうと思 う心を育て、それぞれの価値観に基づいて健康づくりを行い、自らが健康でありたいと思える市民を増や 第 2 すこと」を目指していました。 章 　引き続き、第２期計画でも、年齢、性別、国籍、病気や障害の有無にかかわらず「すべての市民」を対象と し、それぞれの状態に応じた「生活習慣の改善」、「生活習慣病の重症化予防」に取り組むことで「いくつ になってもできるだけ自立した生活を送ることのできる市民を増やすこと」を目指します。 第 3