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水曜４限　惑星地球科学Ⅰ １造山運動とプレート?テクトニクス Ⅰ-１造山運動 　　　ヒマラヤ山脈＝もとは海底→隆起（水平圧縮）→山となった 　　　地球収縮説…地球内部が冷えるにつれて地球が収縮し、しわができたと 　　　　　　　　　する説 　　　　　　　　　　　　↓ 　　　しかし、水平圧縮量＝100?200km（アルプス）の隆起は起こらない 　　　　　　　　　　　　↓ 　　　古典的造山運動論 その場で土地が上下運動する 水平運動はない 証拠　 海岸段丘は80万年で8000km 海進?海退 ⑴海水量の変化 ⑵陸地の隆起?沈降 ⑶海底の上下運動 　　　海進?海退 Ⅰ-２大陸移動説 　　　大西洋両岸の地形が同じ形 　　　　　　↓ 　　　北米、南米、アフリカ、ヨーロッパはもともと１つ 　　　　　　↓ 　　　分裂して移動 ウェゲナーの大陸移動説の根拠 　　　①南米とアフリカで同一の１億年前の陸上生物の化石を発見。海を移動 　したとは考えられない。 ②３億年前の氷河の後が、南米、アフリカ、南極、オーストラリアで１ 　つ。 ③４億年前の岩塩?砂漠性砂岩の分布が赤道の位置から移動。 　　　 　　　山の形成…大陸衝突→造山運動 　　　　　↓ 　　　大陸移動の原動力が不明 　　　　　↓ 　　　一時は否定 　　　　　↓　　　　 　　　復活…マントル対流が原動力 Ⅰ-３大陸移動説の復活 　　　地球磁場の原因…コアの中の液体の鉄の対流→電磁誘導 　　　 　　　磁場強度の測定方法…溶岩が冷えたときの磁場の強さを測れる（残留磁 　　　　　　　　　　　　　化）。溶岩が固まったときの磁場は化石として残っ 　　　　　　　　　　　　　ている。 　　　 　　　この測定でインドボンベイの6500万年前の磁場が現在と違う 　　　　　　　↓ 　　　大陸が移動したと考えられる 　　　 　　　他の大陸 北米は北上 ヨーロッパは北上 ２?４億年前に北米とヨーロッパは合体→１億年前に分裂?移動 　　　7.5億年前　超大陸→分裂?移動→衝突?合体→超大陸　２億年前 Ⅰ-４プレート?テクトニクス 　　　発見の契機 　　　　地球の磁場の強弱がある所で左右対称 　　　　　　　　　　↓ 　　　　海嶺を軸に両側に広がっていると考えられる＝海洋底拡大 　　　　　　　　　　↓ 　　　　地球の表面は12枚のプレートで覆われている 　　　　　　　　　　↓ 　　　　地球の主な活動はプレートの境界で起こる 　　　火山の種類 海嶺火山 　　プレートが外側に移動することによる圧力低下 　　　　↓ 　　マグマ生成 　　　　↓ 　　海洋地殻形成 島孤火山（花崗岩） 　　水が加わることによる岩石の融点低下 　　　　↓ 　　マグマ生成 　　　　↓ 　　大陸地殻形成 　　　プレート運動の直接測定 　　　　パルサーからのX線を利用 　　　　　　　　↓ 　　　　２地点でそれぞれが受けるX線の時間差から距離の変化を測定 　　　　　　　　↓ 　　　　光速X時間差＝距離 パルサーはX線を等間隔で放射する。 　　　海進?海退 　　　　プレート移動が速いとき 　　　　　↓ 　　　　溶岩はあまり海水によって冷やされない 　　　　　↓ 　　　　海底は浅くなる 　　　　　↓ 　　　　海進 　　　　また、このとき島孤火山は活発 　　　　　　　↓ 　　　　大気中の二酸化炭素は増加（島孤＝石灰岩＝炭素） 　　　　　　　↓ 　　　　気候は温暖化 Ⅰ-５プレート運動の原動力 　　　海水でプレートが冷やされる→熱収縮→プレートが沈降 　　　 　　　マントル対流＝熱対流の一部 　　　岩石は高温だと柔らかい→流体のように振る舞う 　　　 　　　マントル対流の起源 地球の年令の推定 　　地下の温度上昇は20~30℃/kmであり、地球が形成時に火の玉で 　　あったと仮定すると、地球が冷えた速度から推定年令は5000万年 　　となる。 　　　　　　　　　↓ 　　しかし、地質学的には地球の年令は数億年以上 　　 放射性元素 　　大陸では地殻の発熱量（花崗岩の崩壊による）＝地熱 　　　　　　　　↓ 　　地球の年令の推定には使えない 　　海洋地殻＝玄武岩＝熱は発生しない 　　　　　　　　↓ 　　しかし地殻から熱が出てくる 　　　　　　　　↓ 　　マントル対流によって熱が運ばれる 　　　証拠…氷河期に氷によってへこんだ地形がもとに戻った。これは、マン 　　　　　　トル対流によって地下からマントルが流れてきたと考えられる。 　　　しかし、この理論では地球内部に触れていない なぜ地球でだけプレート?テクトニクスが起こるか なぜ大陸は分裂したか 　　　↓ 　　　地球内部を見る必要性 　　　　　　　↓ 　　　地震波?コンピュータによって見えてきた 　　　　　　　↓