中间报告书-新宿中村屋.PDF

第 期 97 中間報告書 平成29年4月1日 平成29年9月30日 証券コード：2204 トップメッセージ 新たな価値を創造し、 経営理念 健康で豊かな生活の実現に貢献する。 株主の皆様へ 株主の皆様におかれましては、日ごろより格別のご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。 ここに中村屋グループ第97期第2四半期（平成29年4月1日から平成29年9月30日 まで）における事業の概要をご報告申し上げます。 代表取締役社長 経営環境と成果の報告 今後の取組みについて 当第2四半期中における菓子・食品業界は、個人消費は回 少子高齢化に伴う国内市場の縮小による企業間競争の 復基調にあるものの、景気の先行きに対する不安を背景に 激化に加え、原材料価格や人件費の上昇なども懸念され、 消費者の節約志向は根強く、価格競争の激化などから厳し 企業を取り巻く環境は厳しい状況が続くものと予測されま い状況が続きました。 す。また、消費面では低価格志向の一方で、健康に対する意 このような環境の下、当中村屋グループは「中期経営計 識の高まりから安全志向・健康志向の商品を求める傾向も 画2015-2017」の最終年度を迎え、中期ビジョン「事業構 強くなっており、二極化の様相を見せております。 造改革による現状打破を実行し、収益体質の強化と成長軌 このような環境において当中村屋グループは、より安全・ 道への転換を図る」を実現させるため、売上高拡大に向けた 安心で付加価値の高い商品を提供するため、また生産体制 主力商品の強化や新規販路の開拓、生産ラインの再編によ の能力増強と一層の効率化を図るため、埼玉県入間市に新 る効率化の推進に取り組みました。 工場を建設することとしました。今後も、多様化するお客様 しかしながら、不採算店舗の閉鎖等の影響により、当第2 のニーズに応えるとともに、人材の育成や生産性の向上を通 四半期累計期間の連結売上高は、15,071百万円前年同 じて経営基盤の安定化を推進し、さらなる成長に向けた挑戦 期に対して565百万円の減収となりました。利益面では、営 を続けてまいります。 業損失は1,614百万円前年同期に対し375百万円の減 株主の皆様におかれましては、引き続き一層のご理解と 益、経常損失は1,538百万円前年同期に対し362百万円 ご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。 の減益、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,024百万 円前年同期に対し155百万円の減益となりました。 1 業績ハイライト 当第2四半期のポイント ● 不採算店舗閉鎖等の取組みから、減収・減益となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益又は 連結売上高 連結経常利益又は損失 親会社株主に帰属する四半期純損失 （百万円） 中間期 通期 （百万円） 中間期