情报化推进会议.pdfVIP

(表紙) CLIP Conference on Logistics Information Promotion 第１期 ロジスティクス情報化推進会議 報告書 ２００４年３月 社団法人日本ロジスティクスシステム協会 ロゴ 第１期 ロジスティクス情報化推進会議 報告書 総目次 序 文 提 言ロジスティクス情報化のための提言 1 概 要ロジスティクス情報化推進会議の概要3 第1編 グランドデザイン推進専門委員会 報告 17 第２編 調査専門委員会 報告63 第３編 消費財モデル専門委員会 報告95 第４編 生産財モデル専門委員会 報告 115 第５編 国際対応専門委員会 報告 131 第６編 ＣＬＩＰジャーナル 総目次 175 (中扉) 第1編 グランドデザイン推進専門委員会 報告 (中扉) 第２編 調査専門委員会 報告 (中扉) 第３編 消費財モデル専門委員会 報告 (中扉) 第４編 生産財モデル専門委員会 報告 (中扉) 第５編 国際対応専門委員会 報告 (中扉) 第６編 ＣＬＩＰジャーナル 総目次 (中扉) 概 要 ロジスティクス情報化推進会議の概要 序 文 本報告書は、ロジスティクス情報化推進会議（以下ＣＬＩＰ）第 1期の活動成果 をとりまとめたものである。 ＣＬＩＰは社団法人日本ロジスティクスシステム協会が1999年から2004年にか けての５カ年間総合的にロジスティクスの情報化を進める活動の場として設置した 運動体である。 長期不況に陥っているわが国経済の再生を果たし、世界の経済新秩序の創出に貢 献するうえで、物資の円滑な供給を実現する効率的なロジスティクスシステムの形 成は、社会経済活動の基盤機能として極めて重要な意味を有する。その中で、中枢 機能となるのは、著しい進歩を遂げている情報通信技術（ＩＴ）を積極的に活用し たロジスティクス情報システムである。 しかし、わが国において必ずしもそのあるべき姿が明確ではなく、体系的な開発 が行われていないため、中小企業を含めた企業間連携において、様々な非効率や不 経済を発生させている。 そこでＣＬＩＰは、官産学の共同により、わが国において国際的にも評価され得 る体系的ロジスティクス情報システムを構築し、国際社会に対する情報発信を行う ことを目的とした。そのため、体系的かつ総合的なロジスティクス情報システムの グランドデザインの策定、体系を支える情報インフラ構築のための課題の抽出と解 決策の提案、その実現に向けた個別企業や業界における実践普及活動の展開などが 取り組まれた。 ＣＬＩＰは、全産業領域に関わる企業メンバー(経営トップが登録、年次により若 干の変動は生じたが概ね 70社程度が参加)と、関係６省庁（後に５省庁）のオブザ ーバーメンバーおよび６大学研究機関による特別メンバーによって構成された。 活動は、全体会議の下に企画運営委員会を設けて基本方針と活動計画を策定し、 グランドデザイン（推進）専門委員会、調査専門委員会、消費財モデル専門委員会、 生産財モデル専門委員会、国際対応専門委員会、ＣＬＩＰジャーナル専門委員会の ６委員会のどれかに参加メンバーが関わる形で展開された。企業メンバーの登録は 経営トップとし、専門委員会メンバーは実務家が参加することで、経営者と実務家 との連携が図られるように