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目 次 平成 29 年度 採択案件 公益財団法人とかち財団 道内ものづくり中小企業の連携による農業機械の高機能化と電動化･･･････････････････・・・・・・・・・・・ 1 高岡商工会議所 先端技術と伝統技術の融合による文化財修復拠点化事業･･･････････････････・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 特定非営利活動法人 諏訪圏ものづくり推進機構 地域企業連携による耐塩素性病原生物対策用の膜技術システム構築･･･････････････････・・・・・・・・・ 5 協同組合 ＨＡＭＩＮＧ 企業連携による新医療器具 （痛みの少ない膣鏡）開発と量産化研究･･･････････････････・・・・・・・・・・・ 7 四日市商工会議所 萬古焼中小企業の連携による第三世代 IH 土鍋等の開発 ・販路開拓･･･････････････････・・・・・・・・・・・ 9 ものづくり連携支援事業 プロジェクトPRレポート2017.10 管理機関名 ：公益財団法人とかち財団 プロジェクト名 道内ものづくり中小企業の連携による農業機械の高機能化と電動化 事業の背景 （地域・産業の特性、市場が抱える課題・ニーズ等） 北海道十勝地域は、国内でも大規模な農業が展開されている地域である。耕地面積26万haを有し、農業産出額は 約2,500億円、農業を基幹とする第１次産業と関連する食品加工・製造業・小売業等の地方資源型の第2・3次産業によ り発展してきた地域である。 近年はFTAやEPAなどの締結による経済のグロ―バル化の進展、アジア諸国の経済発展など、十勝の産業・経済を 取り巻く環境は大変厳しい状況にある。一方、産業用機械、電気機械、自動車など収益力の高い加工組立型の製造 業の工業出荷額に占めるシェアは約10%と全国平均の約44%に比べ低い状況である。 こうした中、広大な農地を生かした大規模な農業経営が行われている十勝では、大規模営農に即したキラリと光る 農業機械メーカーが北海道には多数存在する。 一方、北海道の基幹産業である農業・食品産業の競争力を維持、強化し、海外産の農産物との競争に打ち勝ってい く生産現場の形成には、労働力の減少や高齢化の進展に対応した農業生産現場の革新が必要である。特に、近年の 農地拡大・大規模化による集約経営に加え、新たな技術を農業の現場にいち早く導入し、自動化・軽労化による労働 力対策や生産コスト対策を強化し、先端的な生産現場づくりの推進が必要不可欠な状況となっている。 事業の狙い （製品／市場 ・用途、提供する価値、新規性・優位性等） ●製品：ﾊﾟﾜｰﾄﾚｰﾝの電動化及び電子制御装置搭載により、生産性の向上と作業環境の改善を実現した立植式 長いもプランター ●市場・用途：既存需要者の更新促進、新規需要の開拓（新規生産者、面積拡大生産者、道外生産者） ●提供する価値：高齢者、後継者不足といった課題に対する作業環境の改善、生産性の向上、疲労度低減 ●新規性：機体制御機能を付加することにより、既存長いもプランターでは作業できなかった傾斜地圃場での正確 な播種が可能となり、生産性が向上する。また、電動化により、排ガス・騒音源が無くなり、作業環境が 改善される。 連携 ・グループ化の目的・期待効果 From （技術、製品、仕組み、販路等） To （技術、製品、仕組み、販路等） 新 新 高 技 株式会社フクザワ・オーダー農機 フクザワ・オーダー農機 長いも関連農機を主軸とし、約