検査结果の见方.docVIP

はとりクリニック 検査結果のみかた 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2010.4 今回の検査結果で、何らかの異常を指摘された方は、医師の診察をおすすめいたします。また、異常のなかった方は、これからも健康維持に努めて下さい。また、この検査結果の見方は、検診結果を見る際に参考資料としてご利用ください。 検査項目 検　　査　　の　　説　　明 問診 日常の健康状態、病歴、家族歴から検査?治療の参考となります。 身体測定 体重?身長?体脂肪率を計りあなたの体型を測定します。 ＢＭＩ（肥満度指数）：体重kg　÷　( 身長(ｍ)×身長(ｍ) )　　正常値（19.8～24.2） 標準体重：身長(ｍ)×身長(ｍ)×２２ 体脂肪率：インピーダンス法 　　　　　男性：２５％以下　　女性：３０％以下　（正確ではありませんので目安です。） 視力 眼性疲労で急に視力が落ちた方、左右で視力差の大きい方は眼科受診をお勧めします。 聴力 オージオメ－ターで難聴の有無を調べます。加齢と共に高音から聞こえにくくなります。異常のある時は耳鼻科受診を。 血圧 血圧は個人差があり健康状態、環境などでも変動します。高血圧の方は心臓病、腎臓病、動脈硬化、脳卒中などを合併しやすいので、規則正しい生活、塩分の取りすぎ、十分な睡眠、そして肥満に注意しましょう。 超音波検査 超音波による画像診断です。心臓?肝臓?胆嚢?腎臓などの形態の異常やカラードップラーを用いて血液の流れを調べます。 甲状腺エコーでは腫瘤などを主とした甲状腺の器質的変化を見ることができます。 眼底検査 眼底に走る動脈の状態を調べ、糖尿病?高血圧?動脈硬化などによる変化がわかります。 肺機能検査 最大に吸い込んだ空気を一気にできるだけ多く吐き出し、その時の肺活量や１秒率、１秒量で肺の機能障害を調べます。（肺気腫、喘息など慢性閉塞性肺疾患） 呼吸機能検査 スパイロメーターで肺活量や呼出量（１秒間に吐き出される呼気量）を測定し呼吸の機能を見る検査です。（肺気腫?気管支炎?肺繊維症?気管支喘息?肺梗塞） 便潜血反応 消化管で出血すると便の中に血液が混入されて排泄されます。そこで少量の出血でもこの検査では微量な赤血球成分を検出し、出血の有無を知ることができます。 （大腸がん?大腸ポリープ?潰瘍性大腸炎?消化性潰瘍?胃癌?痔など）　 尿検査 尿糖 　：糖尿病などで血糖が高いと尿中に糖がでます。 尿蛋白　：高血圧?腎臓に障害があると蛋白がでます。 尿潜血　：腎臓、尿管、膀胱の炎症や尿路結石?腫瘍などで見られます。 ケトン体：体の中で糖質の利用が阻害されると、脂肪の代謝が促進されケトン体の成分が増加します。（重症糖尿病?激しい下痢?嘔吐?高熱など） 心電図 不整脈?心臓肥大?心臓の筋肉の異常などがわかり、狭心症?心筋梗塞の発見に役立ちます。 ２４時間心電図 不整脈、狭心症によると思われる症状がある時に、いろいろな活動をしている時の心電図を視る方法です。 胸部Ｘ-Ｐ 肺の中の影（結核?癌）の有無、気管支拡張や心臓の大きさ、形などを調べます。 腹部Ｘ-Ｐ 腸管ガスの状態や肝臓?腎臓などのおおよその大きさと形、結石の有無、腹水の有無、腰椎?骨盤などの骨の状態がわかります。 胃透視検査 　　　　　　　　 バリウムを飲んで上部消化管を造影し臓器の変化や異常を調べます。検査結果で異常があればさらに内視鏡検査（胃カメラ）を行う場合もあります。 （胃潰瘍、胃炎、ポリープ、胃癌、十二指腸潰瘍） 内視鏡検査　 上部消化管検査：食道から胃、十二指腸までを見る検査です。癌などの悪性腫瘍の発見だけで　　　　　　　　なく、胃炎、胃?十二指腸潰瘍はＸ線検査に比べて正確に診断することがで　　　　　　　　きます。 大腸内視鏡検査：大腸全体を観察します。大腸がん、大腸ポリープなどの診断には欠かせない　　　　　　　　検査です。 喀痰細胞診 痰を顕微鏡で検査し癌などの細胞が出ているか調べます。 血 赤血球 血色素量 ヘマトクリット 貧血、多血症をみます。 貧血の有無、程度、原因を調べます。 貧血になると顔色が悪くなります。血色素が減るためです。 白血球 白血球像 炎症やウイルス?細菌感染が起きていないかを調べます。 好中球?リンパ球?好酸球などの割合をみます。アレルギーでは好酸球が増加します。 液 血小板 出血したときに血を止める働きがあります。多いときは感染症など少ないときは肝障害?脾臓機能亢進?出血傾向を考えます。 血沈 病気を発見する手掛かりとなります。 炎症や感染症があると亢進します。 尿酸 高値では通風や腎臓結石の原因になります。プリン体を多く含む食品やアルコールなど飲み過ぎ食べ過ぎ