自杀未遂者相谈支援事业-大阪府.pptVIP

保健所における自殺未遂者支援～四條畷保健所における個別支援から　ネットワーク構築に向けた取り組みの現状～ 大阪府四條畷保健所　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 * 平成26年3月25日 大阪府自殺対策審議会 平成25年度の自殺対策の取り組み ①　精神保健福祉相談における自殺関連相談 ②　自殺未遂者相談支援事業 ③　スキルアップ勉強会事業 ④　自殺予防相談支援事業 ⑤　ネットワーク推進会議事業 * 　　　　　 　　①　精神保健福祉相談における　　　　　自殺関連相談　（平成25年4月～12月） * 年齢区分 相談実数 相談延数 訪問実数 訪問延数 相談?訪問延数計 0～19歳 0 0 0 0 0 20～39歳 8 37 2 14 51 40～64歳 9 151 4 29 180 65歳以上 0 0 0 0 0 計 17 188 6 43 231 このうち、自死遺族の相談実数は1件で、他は強い希死念慮、あるいは自殺未遂についての相談であった。 （参考） 精神保健福祉相談　 　相談実数270名、延べ数1454回 　　　　　(H25年4月～12月）　　 訪問実数108名、延べ数341回 ②　自殺未遂者相談支援事業 * 　　　　　警察署の協力により、同意のあった自殺未遂者 　　　　　や家族に対しての支援の充実を目指す。 　　　　　 　　　　　警察署で取扱いのあった自殺未遂者とその家 　　　　　族で同意のあった者。 　　　 ?未遂者及びその家族への相談支援の実施。 　　　　 ?警察署との更なる連携を図る（ネットワーク会議 　　　　　の活用） ?事例検討会を通じて、関係機関職員も含め、 相談スキルの向上を目指す。 内容 対象 目的 ②　自殺未遂者相談支援事業 * ＜警察からの情報提供＞ 　　平成25年1月～3月???6件 　　平成25年4月～12月???7件 ＜内訳＞ 　　相談者?本人7件、家族5件、本人?家族1件 　　性別?男性4名、女性10名 　　原因?動機?家庭問題4件、健康問題4件、 　　　　　　　　　　経済?生活問題3件、学校問題1件、 　　　　　　　　　　その他3件  　 　　　　　　 ②　自殺未遂者相談支援事業 * ＜主な特徴＞　 　①　経済問題など、未遂に至る理由がはっきりしており、 　　　背景に精神疾患がない 　②　精神科に通院していて、未遂を繰り返している ＜対応＞ 　①の場合?問題の解決策を探り、必要な機関に同伴 　　　　　　　　 して丁寧につなぐ 　②の場合?通院機関、既に支援している機関と連携し、 　　 本人を支えるネットワークを構築する  　 　　　　　　 ③　スキルアップ勉強会事業 * 　　　　　勉強会を通じて関係機関職員のスキルアップを 　　　　　図り、相談支援体制の強化を図る。 　　　　　 　　　　　管内で自殺関連の相談を受ける可能性のある 　　　　　関係機関の職員。（市の関係窓口職員?障がい者相談 　　　　　　支援事業所?精神障がい者支援事業所?コミュニティーソ 　　　　　　ーシャルワーカー?地域包括支援センター等） 　　　 自殺に関連の高い問題についての講義を聞き、 　　　　　模擬事例を使ってグループワークを実施する 　　　　　参加型勉強会の実施。 　　　　 内容 対象 目的 ③　スキルアップ勉強会事業 * 「生きづらさを抱えている人の自殺予防 　　　　～こころにトラウマを抱えた人への支援について～」 　　講師　兵庫県こころのケアセンター　亀岡智美医師 　　受講者　34名 「多重債務による自殺を予防するために 　　　　　～多重債務の実態と支援について～」 　　講師　大阪司法書士会　吉田史氏 　　受講者　13名 「高齢者と自殺　～高齢者のこころと健康と支援について～」 　　講師　石田クリニック　　石田徹医師　 　　受講者　20名 ④　自殺予防相談支援事業 * 　　　　　自殺を考えている人、自殺未遂者や自死遺族等 　　　　　の相談の充実を図る。 　　　　　管内住民 　　　　　専門職の非常勤職員を雇用し、専門電話相談 　　　　　に応じる。　　（９月から実施） 内容 対象 目的 ⑤　ネットワーク推進会議事業 * 目的 　　　　　自殺の原因となる複数の問題に重層的に対応 　　　　　できるように、精神保健医療についての広域的 　　　　　なネットワーク推進会議を立ち上げる。 　　　　　医師会?歯科医師会?薬剤師会 　　　　　精神科医療機関?二次救急医療機関 　　　　　警察?消防?市自殺対策担当課　　　　　 　　　　　9月に、警察