展示教育普及.PDFVIP

展示・教育普及 １ コレクション展 （１）展示の概要（2015（平成27）年度） コレクション展では、主に20世紀以降の美術の展開やその特質に触れることができる展示を行うと同時に、来館者の関心の多様化を考慮 して、各期に、企画展と関連する時代や作家、あるいは一つのまとまりのある美術動向や作品群に焦点をあてた特集展示を行っている。平 成27年度は年間を５期に分けてコレクション展を開催。各期に作品を入れ替え、幅広い作品の紹介に努めた。 平成27年度のコレクション企画は、「線の美学」展を開催した。同展では「線」をキーワードに、古今東西のさまざまな作品を一視野の もとで読み解いた。また、新収蔵の奈良美智作品と浜田樹里作品を、それぞれ一室を使って特集を組んで公開した。そのほか、藤井達吉コ レクションを活用した特集展示や企画展に関連した展示などを行った。 コレクション展の開催状況と入場者数 総入場者数 一日平均 2015年４月17日－５月31日 （39日間） 特集等：奈良美智 7,834人 201人 20世紀の美術 平成27年度 『月映』の時代：明治末から大正初期の美術 第１期 木村定三コレクションうるしの真相 APMoAProject,ARCHvol.14名古根美津子「NewSelf,NewtoSelf」 企画展『月映』展共通入場者数 7,248人 186人 内訳 コレクション展のみの入場者数 586人 15人 2015年６月12日－７月26日 （39日間） 特集等：院展の日本画家たち 32,115人 370人 20世紀以降の美術 平成27年度 木村定三コレクション櫻井陽司 第２期 新収蔵濱田樹里 APMoAProject,ARCHvol.15今枝大輔「interlude」 企画展「生誕110年 片岡球子展」共通入場者数 31,745人 814人 内訳 コレクション展のみの入場者数 370人 ９人 2015年８月７日－10月４日 （51日間） 特集等：特集藤井達吉 13,956人 274人 20世紀以降の美術 平成27年度 木村定三コレクション熊谷守一 第３期 オットー・ディックス銅版画集《戦争》 APMoAProject,ARCHvol.16飯山由貴「Temporaryhome,Finalhome」 同時開催の企画展「芸術植物園」共通入場者数 13,366人 26,207人 内訳 コレクション展のみの入場者数