液体微粒化の基礎.pdfVIP

液体の微粒化（Liquid Atomization）とは？ 液体微粒化の基礎 size reduction ? Atomize = atom + ize 豊橋技術科学大学 鈴木孝司 µmµm 代表的な液体微粒化の応用 液体微粒化の効果 (1) 表面積の増加 内燃機関･燃焼炉 液体燃料の噴霧・燃焼，排ガス処理 (2) 液滴数の増加 化学工業 吸収塔，冷却塔，ブラックカーボン製造 塗　装 ペイント吹付け (3) 質量の減少 製薬･食品製造 スプレードライ，コーティング（糖衣など） 医療･空調 加湿・調湿器，ネブライザー（気化吸入） 農　業 液剤の散布，噴霧かん水 金　属 融液原料の噴霧（⇒固体粒子） 機　械 噴霧潤滑，セミドライ加工 その他 消火，噴霧冷却，洗浄，静電気除去・・・ ◎　各種産業分野の基盤要素技術⇒◎　各種産業分野の基盤要素技術⇒共通点が多い共通点が多い ◎　各種産業分野の基盤要素技術◎　各種産業分野の基盤要素技術⇒⇒共通点が多い共通点が多い ※　相互の交流は必ずしも活発ではない※　相互の交流は必ずしも活発ではない ※　相互の交流は必ずしも活発ではない※　相互の交流は必ずしも活発ではない 微粒化の効果(1)　総表面積の増加 微粒化の効果(3)　液滴質量の減少 液滴径1/α に微粒化 総表面積 ⇒　α 倍 熱物質移動の促進 微粒化の効果(2)　液滴数の増加 (a) (b) 液滴径1/α に微粒化 液滴径1/α に微粒化 液滴数 ⇒　α3 倍 個々の液滴の質量 ⇒　 1/α3 倍 広い範囲に均一に分散 運動量交換の促進 1 微粒化の効果（注意点） 液体微粒化の難しさ (1) 表面積の増加 ⇒　熱・物質移動の促進 (2) 液滴数の増加 ⇒　広い範囲に分散 (3) 液滴質量の減少 ⇒　運動量交換の促進 ※　３つの効果がセットで発生（選択不能）※　３つの効果がセットで発生 ※　３つの効果がセットで発生※