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B-2-35 2010年 電子情報通信学会総合大会
ソフトウェアレーダの構築と２周波CW 方式の人物運動検知レーダへの適用
Implementation of 24GHz Software Defended Radar and Experiment of 2 Freq. CW
岩間 佑介 稲葉 敬之
Yusuke Iwama Takayuki Inaba
電気通信大学 電子工学科
Department of Electronic Engineering, The University of Electro-Communications.
１．まえがき －φ を用いて，R=c ･Δφ/(4 π(f －f )) から求められる [1]．ここで，
1 1 2
筆者らは，各種レーダ変調方式の実験的評価を可能とする24GHz λは周波数f 時の波長，λ は周波数f 時の波長である．
1 1 ２ ２
特定小電力無線局規格準拠の 「ソフトウェアレーダ装置」を構築 ４．人物の運動検知実験
した．本稿では，ソフトウェアレーダ装置の概要を説明するとと 人物の運動検知実験のために，２周波 CW 方式を採用しソフト
もに，近距離レーダ方式の一例として２周波CW方式を採用し電波 ウェアレーダ装置を用いて電波暗室内で実験を行った．
暗室内にて当レーダ装置を用いて人物の運動検知性能評価実験を 実験では実用性を考慮し以下のレーダパラメータ（24GHz 特定
行ったので報告する． 小電力無線局規格準拠）を採用した．
・送信周波数f ：24.15GHz
２．ソフトウェアレーダ装置 0
ソフトウェアレーダ装置RF 部は 24GHz 特定小電力無線局規格 ・周波数ステップ幅Δf ：15MHz(最大距離視野：10m)
・周波数ステップ数N ：2
（送信電力10mW，周波数帯域24.05GHz～24.25GHz，瞬時周波数 ・周波数切替え間隔T ：20µs(最大速度視野：279.503km/h)
帯域幅 76MHz）に準拠しておりソフトウエアにて以下に示すよう ・A/D変換速度：10kHz，または100kHz
な各種レーダ変調
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