天然ダムの水位観測による満水までの雨量推定方法(平成23年.pdfVIP

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  • 2017-09-15 发布于重庆
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天然ダムの水位観測による満水までの雨量推定方法(平成23年.pdf

天然ダムの水位観測による満水までの雨量推定方法(平成23年台風12号に関する事例研究) ○一般財団法人砂防フロンティア整備推進機構 千葉 幹・京都大学農学研究科 水山高久 1. はじめに 方整備局が地上部分はレーザープロファイラ、水中 天然ダムが形成された場合、降雨時の水位予測は、 部分は音波探査によって取得した値である。雨量と 警戒避難や対策工事の計画・実施にとって重要な情 水位の関係について、赤谷の例を図‐1 に示す。ま 報となる。時間や手段が限られるなか、既往の事例 た、ひと降雨期間(前後 24 時間以上降雨が記録され を踏まえ、効率的な流出解析手法を検討する必要性 ない期間とした。)+1 日分の水位上昇量から増加し は高い。平成 23 年台風 12 号により奈良県・和歌山 た湛水量を求め、流域面積で除した。この値と、同 県で発生した天然ダムの事例においては、近畿地方 じ降雨期間の累加雨量との差を累加損失雨量として 整備局によりウェブ上で雨量や水位、天然ダムの形 整理した。無降雨期間の水位変化は、栗平を除き低 状といったデータが公開された。このため本論では、 下傾向にあったため、基底流量よりも漏水量が多い これらのデータを用い、累積雨量と累積損失雨量の と考え、基底流出成分の分離は検討しなかった。 関係を整理し、水位に応じた満水までの累加雨量を なお今回天然ダムへの流入量を水位上昇量から推 推定する方法を提案する。 定したが、水位が減少している場合も多く、水位上 昇量から推定されるよりも天然ダムへの流入量は多 2. 検討方法 く、その分損失雨量は少なくなると考えられる。ま 平成 23 年台風 12 号により形成された天然ダムの た湛水量は標高 20cm ごとに計測されているが、 うち、奈良県の赤谷、長殿、北股、栗平、和歌山県 1.25cm まで内挿して再計算しても熊野の事例で累 の熊野の各箇所について、天然ダム形成後から 10 月 加損失雨量の差は 1mm 程度とほとんど結果に影響 末までのデータを用いて検討した。各天然ダムの諸 しなかった。 元を表-1 に示す。 3. 検討結果 表-1 対象とした天然ダムの諸元 赤谷 長殿 栗平 熊野 北股 まず、各天然ダムの累加雨量と累加損失雨量の関 ダム高(m) 85 80 100 60 25 係を図‐2 に示す。凡例は流域面積の大きい順番と 2 流域面積(km ) 13.2 4.5 8.7 1.2 0.35 した。いずれの事例も、累加雨量30mm 程度までは 元河床勾配(度) 4.0 3.4 2.4 7.9 8.2 累加雨量が累加損失雨量に等しいが、赤谷、北股、 使用したデータは次のとおりである。天然ダムの 熊野では累加雨量 200mm を超えてもほとんど損失 流域面積は 2 万 5 千分の 1 地形図からの読取り、雨 雨量となる傾向がある。一方、長

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