チェックリスト作成に当たっての基本的な事項.docVIP

土壌汚染対策法に基づく指定調査機関の情報開示 ?業務品質管理に関するガイドライン(改訂版) － チェックリスト － 平成２３年９月 第１章　土壌汚染状況調査の調査計画のチェックリスト 土壌汚染状況調査の調査計画を内部チェックする際に使用するチェックリストの例を次ページ以降に掲載します。各指定調査機関における作業手順の特性等を踏まえ、各機関にとって活用しやすいようにアレンジして、活用してください。 ＜本チェックリストの使い方＞ ○　このチェックリストは、指定調査機関の方が土壌汚染状況調査についての調査計画を作成するときに使うことを想定して作成されています。 ○　チェックリストの内容としては、土壌汚染対策法施行規則に規定されている事項や計画時に見落としやすい点などを盛り込んでいます。そのうち、太字囲みで記載しているチェック項目は特に重要な事項です。各指定調査機関においてさらにチェックすべき事項があれば追加するなど、内容の充実等について適宜工夫して活用してください。 ○　このチェックリストの例は、調査計画の作成者(ここでは「担当者」としている。)が作成した調査計画を、各チェック項目の　　　欄を用いて担当者が自らチェックし、技術管理者が　　　欄をチェックできるようにしています。また、チェック項目欄の下には、根拠とした資料、記録などの書類の名称を記載できるようにしています。　　　欄の中にはチェックした印だけでなく、根拠とした資料、記録などの書類の当該番号も併せて記入してください。 １．調査対象地?調査対象物質の設定（施行規則第３条第１項） 調査方法の概要／参考資料 チェック項目 (１)調査対象地 土壌汚染対策法第３条の調査対象地は、「使用が廃止された有害物質使用特定施設に係る工場?事業場の敷地であった土地」のすべての区域であり、その範囲を適切に定めること。 （参考） ?ガイドライン改訂版98ページ図2.2-1 ○調査の対象範囲が適切であるか。 担当者 技術 管理者 工場等の施設設置部分以外の土地についても調査対象範囲としているか。 abcd レ レ 土地所有者の違いや、借地の有無にかかわらず“敷地の全体”を調査対象としているか。 e レ レ 調査対象地の範囲を縮尺等が正確な平面図を用いて明確にしているか。 レ レ 配管等で隣地とつながっている場合は隣地についても調査対象としているか。 cd レ レ 現地踏査により対象地の状況を確認しているか。 f レ レ 図６　本チェックリストの利用例 業務品質管理 責任者 総括責任者等 　 年　 月　 ???/印 年　 月　 ???/印 土壌汚染状況調査の調査計画のチェックリスト（第３条調査） 調 査 整 理 番 号　　：　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 調　査　件　名　　　 ：　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 調　査　期　限　　　 ：　　　　　　　　　　年　　　　月　　　　日　 技　術　管　理　者　 ：　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 技術管理者番号 ：　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 １．調査対象地（施行規則第３条第１項） 調査方法の概要／参考資料 チェック項目 (１)調査対象地 土壌汚染対策法第３条の調査対象地は、「使用が廃止された有害物質使用特定施設に係る工場?事業場の敷地であった土地」のすべての区域であり、その範囲を適切に定めること。 （参考） ?ガイドライン改訂版98ページ図2.2-1 ○調査の対象範囲が適切であるか。 担当者 技術 管理者 工場等の施設設置部分以外の土地についても調査対象範囲としているか。 土地所有者の違いや、借地の有無にかかわらず“敷地の全体”を調査対象としているか。 調査対象地の範囲を縮尺等が正確な平面図を用いて明確にしているか。 配管等で隣地とつながっている場合は隣地についても調査対象としているか。 現地踏査により対象地の状況を確認しているか。 ２．調査対象地の土壌汚染のおそれの把握（施行規則第３条第１項～第６項） 調査方法の概要／参考資料 チェック項目 (１)情報の入手?把握 ①情報の入手?把握の対象とする土地の範囲 （参考） ?ガイドライン改訂版103ページ図2.3.1-1 ②入手?把握すべき情報 ア．調査対象地の範囲を確定するための情報 イ．土地の用途及び地表の高さの変更、地質に関する情報 ウ．特定有害物質による汚染のおそれに関する情報 エ．公有水面埋立地に関する情報 ③情報の入手?把握の実施 ア．資料調査 イ．聴取調査 ウ．現地調査 (２)試料採取等対象物質の種類の特定 ①調査実施者による特定 ②通知の申請による特定 (３) 土壌汚染のおそれの区分の分類 ①土壌汚染が存在す