記述問題に対する留意点.docVIP

一級土木施工管理士の受験留意点 ?はじめに 全国建設研修センターにより、例年、次ページに示すような実施試験問題形式が出されている。「百聞は一見にしかず」なので、次ページを受験当日の雰囲気で体感しておいてください。 なお、実地試験の合格ライン、問題の評点配分なども公表されておらず、不透明な謎となっています。 留意点について うわさの域ですが、問題１の経験記述の配分がとても高くて、この内容が合格ラインに達していないものは、以下の選択問題の評定がされず、この段階で足切りされるとのうわさもありますので、問題１に対する十分なる用意が必要になるでしょう。 また、別のうわさですが、問題１が２５点、問題２から問題６までのうちから３問題を選んで解答することになりますが、選択問題では各問題で２５点×３で、７５点の配分となり、合計で１００点といった説や、問題１は高配分で４０点であり、選択問題は各２０点の配分だろう、といった説もあります。 疑似体験について それでは、実地問題の注意点を実際のものから学び取りましょう。 問題１から問題６については、別途、市販の参考書をご覧ください。 １　　　　　　　　　　　平成１７年度 実地　　　　一級土木施工管理技術検定 　　　　　　　　　実地試験問題 次の注意事項をよく読んでから解答してください。 【注　意】 １．これは実地試験問題です。表紙を含めて６枚、６問題あります。 ２．解答用紙の上欄に試験地、受験番号、氏名を間違えないように記入してください。 ３．問題１は必須問題ですから、必ず解答してください。 ４．問題２から問題６までは選択問題です。　このうち３問題を選択し、解答してください。 ５．必須問題１問題、選択問題３問題で合計４問題を解答することになります。 　 　５問題以上解答した場合は、減点となりますから十分注意してください。 ６．解答は解答用紙の所定の解答欄に記入してください。 ７．選択した問題は、解答用紙の選択欄に○印を必ず記入してください。 ８．解答を訂正する場合は、プラスチック消しゴムでていねいに消してから訂正してください。 ９．試験問題用紙の余白は、計算等に使用してもさしつかえありません。 １０．解答用紙を必ず係員に提出後に退席してください。 　　なお、試験問題用紙は、試験終了時刻（１６時００分）まで在席した方のうち、希望者に限り 　　持ち帰りを認めます。途中退席した場合は、持ち帰りはできません。 　　　　　　　　 この試験問題用紙は、再生紙を使用しています。 さあ、いかがでしたか？　　　実地試験当日の雰囲気が実感できましたでしょうか？ 問題１から問題６の内容などについては、別途、市販の参考書をご覧ください。ここでは、必要最小限の「ワンポイント集」をご紹介します。 印刷の上、いつもそばに置いてご利用いただければ幸いです。 経験記述問題の部 　この経験記述問題は、とても重要な位置を占めており、今までの受験者からの感想も 「かなりウエートが高いのでは？」と言われているものです。 １．経験記述問題の最近の出題傾向 　　平成　９年～１２年　　　品質管理　　　　　平成１３年～１４年　　工程管理 　　平成１５年～１６年　　　品質管理　　　　　（過去には施工計画、安全管理もあった） 　　平成１７年　　　　　　　工程管理 ２．選択問題の最近の出題傾向 　　平成９年～１１年　　土工、コンクリート、品質管理、安全管理から２問を選択 　　平成１２年　　　　　土工、コンクリート、工程管理、安全管理から２問を選択 　　平成１３年～１７年　土工、コンクリート、品質管理、安全管理、環境対策から３問を選択 ３．言葉の定義の確認 　　施工計画：工事目的物を所定の形や品質に、所定の工期内に、所定の費用で完成させるための各種 　　　　　　　計画の総称をいう。具体的には施工手段（労力、材料、方法、機械、資金）を効果的に 　　　　　　　用いた施工方法、建設機械の使用計画、仮設備計画、労務、機械、資材の調達計画、行 　　　　　　　程、品質、安全及び環境保全の諸管理計画、現場組織の編成、資金および収支計画等。 　　施工管理：施工計画のもとに工事を施工し、完成させ引き渡すまでの全体管理からなる。 　　　　　　　原価管理、工程管理、品質管理の三大管理および労務管理、安全管理、環境保全管理 　　　　　　　などの社会的制約に基づく管理をいう。 　　工程管理：工事の着手から完成までの間の最も合理的で経済的な工程を決定し、その工事の過程を 　　　　　　　常に監視し、必要な修正を図りつつ、工事の進捗を管理すること。 　　品質管理：設計図書に