地域におけるハンドボールの普及強化に関する事例発表.docVIP

地域におけるハンドボールの普及強化に関する事例発表ｐａｒｔⅡ 中島昭博（岩手県立花巻北高等学校）　柏葉公平（新興製作所） キーワード：地域シンボルスポーツ、ハンドボールキャラバン＆アンケート調査、テレビ番組製作 目的：地方におけるハンドボールの普及及び強化活動「イーハトーヴ花巻にハンドボールの輪を広げよう！」の事例報告をもとに、各方面との情報交換を促進してハンドボールの発展に寄与する。 方法：平成15~16年度に行政の支援を受けて展開してきた「地域シンボルスポーツ推進事業」とその他の実践報告。 内容 Ⅰ．「地域シンボルスポーツ推進事業」　主催：県教育委員会、共催：市教育委員会 趣旨：地域に根ざした競技スポーツの振興及び選手の育成強化を図るため、これまでの伝統や地理的条件等に配慮し、競技種目別に12の拠点校を定め、当該校の所在する地域の中学校や地域指導者との交流を通じ、ジュニア期から高校まで一貫した指導体制の確立を図る。 拠点校と目的：ハンドボール種目は花巻北高が拠点校となり、地域の小?中?高、大学、一般選手及び指導者の相互交流、ジュニア期からマスターズまで地域に根ざしたハンドボール文化の振興を推進しながら、県全体の競技力向上に寄与する。 事業の概要：H15～H16年度 ①ハンドボール?キャラバン（出張授業）、市小学校教室＆県交流会、小学校研究集会＆Ｊ級指導員養成講習会、鹿骨中招待試合、中学３年交流試合、中高合同講習会、初心者教室、親子交流会、花巻版ＮＴＳ、オリンピック選手を囲んで花巻フェスタ、大崎電気スタッフ選手と交流会、全日本男子＆大崎電気チーム合同合宿の合間に子ども達との交流会＆講習会 ②H15年12月に市から市内12小学校及び8中学校に、ゴール（スイングタフネット40台）とボール（検定球＆ソフトスポンジボール436個）が配置された。 Ⅱ．最近の実績（☆）と今後の課題（□） 小学校 ☆ H14年度から市体協及び市教委主催でハンドボール教室を開催。 ☆ H15地域シンボルスポーツ推進事業とハンドボールキャラバンの内容が岩手日日新聞元旦号に特集掲載。 ☆ H15～小学校の年間授業計画へのハンドボール授業導入促進。 ａ．ハンドボールキャラバンとアンケート調査 ｂ.H16県教育研究発表会において「小中高一貫性あるハンドボール授業」を発表。 ｃ.H17県協会主催小学校研究集会、県中高体育実技講習会（中央講習伝達講習会）への参加。 ☆ H17県民体育大会に小学校部門新設。県南春秋大会、大沼杯、チェリーカップの各大会に、リトルハンド、矢巾フェニックス、花巻クラブジュニア出場。 □ 年間授業計画への採用促進と市内小学校大会への発展 中学校 ☆ 花巻中男　：H15県中総体初優勝、H17県新人３位。 ☆ 花巻北中男：H15県1年生大会優勝、H16県中総体３位、大崎杯３位、ＪＯＣ全国大会に１名参加。 ☆ 選択体育でハンドボールを経験したメンバーでチームを結成し、H16に宮野目中男子、H17に石鳥谷中男女、更に、花巻クラブジュニアの卒業生が女子チームを結成して県南大会初参加。 上記以外への部活動設置の促進と上記校における女子部の設置促進 高校 H16高体連花巻支部ハンドボール専門部設立。 花巻北農業合同チームH16県１年生大会準優勝。花巻南高校女子H16県１年生大会４位。 H16ＮＴＳセンタートレーニングに花巻北高男子３年１名参加。 H17県高体連専門部ドイツ遠征花巻北高男子１名と花巻南高女子３名参加。 H17花巻で開催された日韓交流事業に男女花巻選抜チーム参加。 全国選抜大会及びインターハイの誘致 大学 ☆ 富士大学男子：H16早稲田大学招待試合。H17東北春秋リーグ優勝。H17インカレ初出場。 ☆ 富士大学女子：H17年度新設。東北春リーグ１部昇格。秋リーグ４位。県内大会制覇。 □ 大学チームの合宿及び大会の誘致 一般 他 H14～花巻スポレクフェスタ:芝生でハンドボール＆チュックボール体験コーナー開催（別掲参照） H16第12回全日本マスターズ大会開催および全日本男子＆大崎電気合同合宿開催。　　 H16花巻ハンドボールマスコット“ホウルくん”誕生【絵：漫画家 池野恋、命名：柏葉公平】 ホームページでの情報提供～「岩手ハンドボール応援ページ」＆「リトルハンド」 H17日本リーグプレーオフ大崎電気応援ツアー □　テレビ番組制作～H18.1.14日本リーグ花巻大会「大崎電気vs大同特殊鋼」＆県ハンドボール事情　 H19.9全日本実業団選手権大会花巻開催に向けた準備 Ⅲ.総括　 　今年、花巻クラブ（一般男女）とジュニア（少年団）とガンバ花クラ（マスターズ）の３世代のユニホームを統一デザインにし、また、どのカテゴリーでも使える応援幕を作りました。市協