环境分子精密质量解析装置.doc

PAGE \* MERGEFORMAT- 4 - PAGE \* MERGEFORMAT- 1 - 仕様書 〇機器の概要 食品環境分野において分析対象の質量を測定し、その質量情報を元にサンプル中の化合物についての高感度定量及び定性が可能な測定機器。食品等由来の非常に複雑な夾雑物の中から極微量成分の定量的測定を行うため、定量と同時に測定化合物の同定確認が可能である必要があるため、以下の仕様の詳細を満たしていること。 １．調達物品 高速液体クロマトグラフ連結タンデム型質量分析装置　1式 ２．構成内訳 （１）タンデム型質量分析計本体　　　　　　　　1台 （２）制御用コンピュータ　　　　　　　　　　　1台 　 　（３）高速液体クロマトグラフ　　 1台 　（４）窒素ガス発生装置　　　　　　　　　　　　1台 　（５）その他　　　　　　　　　　　　　　　　　 以上、搬入、据付、配管、配線、調整を含む。 ３．調達物品に備えるべき性能、機能に関する要件 （１）タンデム型質量分析計本体 1-1) 本体は四重極が三つ連なったトリプル四重極を有すること。 1-2) イオンソースはエレクトロスプレーイオン化及び、大気圧化学イオン化が利用可能であること。 1-3) エレクトロスプレーイオン化を使用時の対応流速は2ml/min以上であること。 1-4) イオンソースは400℃以上まで加熱可能であること。 1-5) プリカーサーイオンスキャン、プロダクトイオンスキャン、ニュートラルロススキャンが使用可能であること。 1-6) MRMでピークが得られたことをトリガーとして、プロダクトイオンスキャンが自動で行われる測定法を使用し、これにより一回のRUNでターゲットの同定確認と定量が可能であること。 1-7) 求める質量分析計としての規格性能の実証のため、a～cの農薬測定データと同等以上の性能を示すこと。ただし、データの加工を避けた生データとして実証できるよう、スペクトラムの積算、セントロイドへの変換、しきい値の設定およびバックグラウンドの減算はおこなわないこと。合わせて、実サンプル分析についてもこれを行うこと。これらの農薬測定データは、本市に導入した装置を使用してデータを取得し担当者に提出すること。 　　　　a．50pgのカルバリルをMRMポジティブモードで測定し、シグナルノイズ比が400を上回ること。またMRMと同時に採取した同定のためのプロダクトイオンスキャン分析結果で、質量電荷比の異なる3種以上のイオン種が確認できること。 　　　　b．25pgのダイムロンをMRMポジティブモードで測定し、シグナルノイズ比が200を上回ること。また、MRMと同時に採取した同定のためのプロダクトイオンスキャン分析結果で、質量電荷比の異なる5種以上のイオン種が確認できること。 　　　　c．25pgのイソキサチオンをMRMポジティブモードで測定し、シグナルノイズ比が200を上回ること。またMRMと同時に採取した同定のためのプロダクトイオンスキャン分析結果で、質量電荷比の異なる7種以上のイオン種が確認できること。 　　　　d.市販されている農薬混合標準品を用いて一斉分析を行い、30化合物以上について検量線を作成し、シグナルノイズ比10以上の定量下限値のクロマトグラムを示すこと。また、これら農薬について、本市で用意した野菜、果物それぞれ2種類以上の農産物抽出サンプルに添加し、公定法基準値の1/10濃度での回収率と、その時のシグナルノイズ比を示すこと。 　　　　e.厚生労働省医薬食品局食品安全部長通知で、LC/MSによる農薬等の一斉試験法Ⅰ、Ⅱ（農産物）に指定される農薬（ポジティブ、ネガティブ）161化合物およびフグ毒（テトロドトキシン）について、納入機において使用可能である定量測定メソッドとMS/MSスペクトルのライブラリを取得し、インストールされた状態で引き渡すこと。なお、データをあらかじめ取得してある場合は、それを提供しても良い。 1-8) コリジョンセルにおいて直線加速機能を有し、イオン通過速度を上げることが可能であること （２）制御用コンピュータ 　　2-1) 質量分析装置本体を制御するソフトウェアを有すること。 　 2-2) CPUはCore2Duo/3.0GHz相当以上の性能、機能を有すること。 　2-3) 4GB 以上のメモリを有すること。 　2-4) 物理容量 1000GB以上のハードディスクドライブを有すること。 　2-5) OSはマイクロソフト社製 Windows 7以上であること。 　 2-6) 対角23インチ以上のモニターを有すること。 　2-7) キーボード及びマウス、A4カラー両面印刷可能な