IT 等の技術で支援する統合型環境制御システムの.PDF

課題名：植物工場の高収量化・高効率生産を IT 等の技術で支援する統合型環境制御システムの 開発実証 実証機関 特定非営利活動法人 植物工場研究会 連携機関 株式会社 いけうち シー・エイチ・シー・システム 株式会社 株式会社 大仙 大日本印刷 株式会社 日本電気 株式会社 株式会社 前川製作所 三菱樹脂アグリドリーム 株式会社 木更津工業高等専門学校 「CO2 インテリジェントコントローラ」並びに「細霧発  はじめに 生による気温・飽差インテリジェントコントローラ」の 『植物工場の高収量化・高効率生産をIT 技術で支援 開発を優先的に行った。その際、開発環境の根幹を成す する統合型環境制御システムの開発実証事業（以下、 データベースの解析を進めると同時に、既存の制御シス 植物工場統合型環境制御システム開発実証事業）』で テム等との各種インターフェイスの規格についても検討 は、現在国内外の大規模園芸施設で主流となっている した。 オランダ製の先進的施設園芸用統合環境制御システム （Priva 社製品など）を凌駕する性能を有し、日本並び に中国・韓国など東アジア地域の気象環境・社会環境 に適合した新たな統合環境制御システム（ソフトウエ アならびにハードウエア）を、3 ヶ年程度の短期間で開 発することが目的である。  連携の背景 植物工場統合型環境制御システムは、今後の我が国の 植物工場／施設園芸の発展や国内外の関連事業の安定的 拡大には欠かせないキーテクノロジーになるものと考え ているが、本事業では、短期間で効率よく開発すること が求められており、農林水産省植物工場千葉大学拠点に 構築された植物工場データベースと NPO 植物工場研究 会に所属する企業等が有する技術・知識を積極的に活用 して、開発の合理化・効率化を図り、効率的開発を進め た。データベースでは、表記に記載した連携機関の他に、 千葉大学、誠和株式会社、イワタニアグリグリーン株式 会社、JA 全農の協力を得