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熊本大学学術リポジトリ Title 脆弱動脈硬化病変におけるメタボリックシンドロームの 関与と血管内皮細胞障害の検討 Author(s)杉山, 正悟 Citation Issue date2009-05-25 Type Research Paper URL /2298/19459 Right 様式C-19 科学研究費補助金研究成果報告書 21 5 25 平成 年 月 日現在 研究種目：基盤研究 （Ｃ） 研究期間 ：2007～2008 課題番号 研究課題名 （和文）脆弱動脈硬化病変におけるメタボリックシンドロームの関与と 血管内皮細胞障害の検討 研究課題名 （英文）StudayobuttheInvoemlveontfMetaboSynldimcroeand EndotahleDyslfinucitoninVulnerAatbholeesrcolesris 研究代表者 杉山 正悟 （SUGIYASMEAI）GO 熊本大学 ・大学院医学薬学研究部 ・准教授 研究者番号 研究成果の概要：CB1受容体がヒト冠動脈粥腫に存在し、動脈硬化に対してCB受1容体遮断が 何らかの有益性をもたらすかどうかを検討した。ヒト冠動脈粥腫、特にマクロファージに一致 してCB受1容体が発現している事、冠動脈疾患患者では内因性カンナビノイドシステムが活性 化している事が示された。抗肥満の治療戦略であるCB受1容体拮抗薬rmioanbaはn動t脈硬化病 変におけるマクロファージの炎症性cytok産i生nをe抑制し、抗動脈硬化作用を有する可能性が ある事が示された。 交付額 （金額単位 ：円） 直接経費 間接経費 合 計 ２００７年度 1,800,000 540,000 2,340,000 ２００８年度 1,600,000 480,000 2,080,000 年度 年度 総 計 3,400000, 1,020,000 4,420,000 研究分野 ：医歯薬学 科研費の分科 ・細目：内科系臨床医学、循環器内科学 キーワード：血管病態学、動脈硬化、メタボリックシンドローム、肥満 １．研究開始当初の背景 のような事実から、抗肥満薬物療法は心血管 肥満、特に腹部肥満はメタボリックシンドロ 疾患の予防治療のため、ライフスタイル改善 ームと密接に関係しており、心血管疾患の罹 に付加した重要な治療法の一環として認識 患率と死亡率の増加に寄与している。その理 されつつある。 由として、肥満 （特に腹部肥満）になると複 1990年にマ リファナの主成分である 数の心血管危険因子が合併してくることが cannaboliのd生i体内受容体として7回膜貫 知られている。肥満は全世界で急速に進行し 通型のG蛋白共役型受容体が発見された。さ ている疫学的問題の一つであり、肥満を特徴 らに 199年2には、この受容体の内因性リガ とするメタボリックシンドロームは心血管 ンドであるanandamがid同定eされ、内因性 疾患罹病率と早期死亡リスクの上昇に関連 カンナビノイドシステム （Endocanno