弾道ミサイル防衛.PDFVIP

弾 道 ミ サ イ ル 防 衛 弾 道 ミ サ イ ル 防 衛 平成２０年３月 防 衛 省 弾道ミサイルの概要 弾道ミサイルの概要 弾道ミサイル 巡航ミサイル ○放物線を描いて飛翔 ○ジェットエンジンで 1,200 ミッドコース するロケットエンジ 推進する航空機型誘 1,000 ン推進のミサイル。 導式ミサイル。 ○長距離にある目標を ○低空飛行が可能。 800 ) 攻撃することが可能。 ○飛行中に経路を変更 m k ○速度が速い。 できるために命中精 ( 600 度が極めて高い。 度 高 400 ブースト 200 ターミナル 0 0 600 0 1,300 0 3,500 5,500～ 範囲 (km) 迎 撃 の 課 題 種 類 射 程 飛行時間 再突入速度 ・相対速度は、小銃で小銃の弾を撃つ場合よりも格段に速 速い速度 く目標を迎撃することが必要。 短距離弾道 １～３km/秒 約 1,000km以下 約5～10分 短い ・極めて短い時間で、迎撃ミサイル発射のための一連の対 ミサイル (ﾏｯﾊ約3～9) 到着時間 応を行う必要。 中距離弾道 ３～７km/秒 高い ・地表から遠く離れた高度まで迎撃ミサイルを精密に誘導 約 1,000～5,500km 約10～20分 ミサイル (ﾏｯﾊ約9～21) 到達高度 する技術が必要。 長距離弾道 ７～８km/秒 小さな ・小さく高速である目標を、探知追尾するためにはレーダ能 約 5,500km～ 約20～30分 力を向上させ、確実に破壊するためには直撃させることが ミサイル (ﾏｯﾊ約21～24) 高速目標 必要。 ※１ 中距離弾道ミサイルは、準中距離級と中距離級に区分することもある。 ２ 参考として、F-15戦闘機の最高速度はマッハ約2.5（約０．８５km/秒） 極めて精度の高い迎撃システムが必要