大分大学医学部附属病院肾臓外科泌尿器科専门修.PDFVIP

大分大学医学部附属病院 腎臓外科・泌尿器科 専門修練プログラム １．プログラムの概略・特徴 大分大学医学部付属病院泌尿器科においては日本泌尿器科学会専門医、日本透析医学会認定医、 泌尿器腹腔鏡技術認定医およびがん治療認定医を育成することを目的とし、大分県下の７病院で 研修を行う。 ２．研修目標 【一般目標】 泌尿器科全般の疾患について診断、治療法を学び、まず開放手術や尿路内視鏡手術の基本手技を習得す る。特にがん治療に関しては、大学病院を中心に薬物療法や放射線療法、手術療法について学び、がん治 療認定医を目指す。また、シミュレーターや大型動物を用いた実習により、腹腔鏡手術の基本操作を学び、 さらに大学病院や関連病院にて腹腔鏡手術症例を経験し、泌尿器腹腔鏡技術認定の取得を目指す。末期腎 不全治療に関心を持つ場合は、血液透析や腹膜灌流、腎移植について学び、泌尿器科専門医を取得後2 年 目以降に透析医の認定医取得を目指す。 【行動目標】 ３～４年目は医学部付属病院または関連病院にて泌尿器科領域の代表的疾患の診断法と治療 法について学び、周術期の全身管理を中心に学ぶ。また泌尿器科的検査として内視鏡検査（膀胱 尿道鏡）、尿路の超音波検査、画像診断法の手技に習熟する。５～６年目は医学部付属病院また は関連病院へ交替し、泌尿器科の代表的手術について学び、経尿道的手術や陰嚢内手術、開放腎 摘除術などの基本的手技を身につける。７年目以降は、まず泌尿器科専門医を取得し、さらに透 析認定医、泌尿器腹腔鏡技術認定医、がん治療認定医の取得を目指して医学部付属病院または関 連病院にて研修を続ける。この研修期間中の大学院への進学は随時認めており、主に尿路悪性腫 瘍または排尿機能に関する研究を行う。 ３．研修スケジュール ３年目～凡そ１０年目 3 年目 4 年目 5 年目 6 年目 7 年目 8 年目 9 年目 10年目 A 大学病院 関連病院 大学院 大学病院 B 大学院 大学病院 関連病院 大学病院 C 関連病院 大学院 D 大学病院 関連病院 大学病院 関連病院 E 関連病院 大学病院 関連病院 大学病院 ４．評価 6 年目に泌尿器科専門医の資格試験を受ける。泌尿器科専門医を取得して２年後に、希望者は日本透析 医学会の認定医試験を受けられる。また、腎や副腎の腹腔鏡下手術を経験して泌尿器腹腔鏡技術認定試験 を受けられる。これらの試験結果や医学博士の取得にて、評価判定する。 ５．募集人員 5 人 ６．実施責任者 三股 浩光 ７．指導責任者 三股 浩光 ８．関連施設、学会認定状況 大分医療センター、大分赤十字病院、新別府病院、別府医療センター、杵築市立山香病院、公立おが た病院、南海病院、中村病院、三愛メディカルセンター 泌尿器科専門医、透析認定医、泌尿器腹腔鏡技術認定、がん治療認定医 ９．その他 １０．連絡先 大分大学医学部腎泌尿器外科学講座または医学部付属病院腎臓外科・泌尿器科