都立型总合ⅱ思考力-武藏野东学园.pdfVIP

武蔵野東中学校 入 学 試 験 模 擬 問 題 都立型総合 Ⅱ 思考力 １ ある町内会で、秋祭りのお楽しみとしてくじ引き大会を行うことにしました。くじは「○」と「×」 の２種類とし、初めに全員が引いたあと、「○」を引いた人だけが次の回に進み、同じようにして「○」 だけを引き続けた人が１人になるまで続けていきます。くじは毎回、くじを引く人数の半分が「○」 になるように調整し、くじを引く人数が奇数のときには「×」を１枚多く入れます。 たとえば10 人がくじを引く場合には、「○」と「×」は５枚ずつになります。「○」を引いた５人が 次の回に進み、「○」２枚と「×」３枚の中からくじを引きます。さらに次の回には２人が進んでくじ を引き、「○」と 「×」が１枚ずつの中から「○」を引いた人が１等賞ということになります。 このとき、次の問いに答えなさい。 問１ もし、24 人がくじ引きに参加すると、１等賞が決定するまでに何回のくじ引きが必要でしょうか。 くじを引く人数の変化がわかるように、考え方も含めて書きなさい。 問２ 実際にくじ引きを行ったところ、くじ引きの回数は全部で７回になりました。この回数からくじ 引きに参加した人数を求めようと、町内会小学部リーダーのＡさんとＢさんは話し合いました。 次の会話文を読んで、あとの(１),( ２)の問いに答えなさい。 Ａさん：まずは私たちのクラスの人数の36 人でくじ引きを行った場合を考えてみましょう。もし36 人 が参加すれば５回のくじ引きが行われるから、もう１回多く、６回のくじ引きが行われる場合 は36 人の２倍である72 人が、６回の最少人数と考えられるのかな。 Ｂさん：ちょっと待って。36 人でのくじ引きをしていくうちには、奇数の人数でくじを引く場合もある から、最少人数は、単純に２倍した72 人ではなく、より少ない人数が考えられないかな。 Ａさん：ああ、そうだね。36 人のくじ引きの場合、 ア 回目のくじを引く人が イ 人だから、「×」を 引く人が１人多くなるね。 Ｂさん：ということは、 ア 回目のくじを引く人が、 イ 人より１人少なくなれば、同じ５回のくじ引 きをするとしても、最少人数は36 人よりも少ない人数ということもあるよね。 Ａさん：じゃあ、もし ア 回目のくじ引きが イ 人より１人少ない ウ 人で行われるとすれば、その前 の エ 回目のくじ引きは オ 人または カ 人で行われていると考えられるね。 Ｂさん：６回のくじ引きが行われることについても同じように考えていけば、最初のくじ引きには少な くとも キ 人いないと、６回行うことができないということがわかるね。 Ａさん：なるほど。ということは同じように考えて、くじ引きを７回行うための最少の人数は ク 人に なるから、６回のくじ引きで終われる人数は最少で キ 人、最大で ケ 人ということになるね。 Ｂさん：そうだね。だから今回のくじ引き大会は７回で終わったのだから、最少で ク 人、最大で コ 人 の人が参加していたことになるね。 （１）ア ～ コ の空らんに数字を入れて、文章を完成させなさい。 （２）ＡさんとＢさんは、来年はもっとくじ引きの回数を増やして楽しんでもらいたいと思い、人数が 奇数のときには「○」の数を１枚多くしたらどうなるのかを考えました。もし、今年と同じ人数が 参加するとしたら、くじ引きの回数はどのようになるでしょうか。適当な例えを使い、具体的な数 字や言葉などを用いて、説明しなさい。 1 ２次の先生と４人の生徒（東くん、西くん、北くん、南くん）の会話文を読んで、あとの問いに答えな さい。 東くん・西くん・南くん・北くん：先生おはようございます。 先 生：おはよう、みなさん。今日もいいあいさつですね。 東くん：先生、コウノトリの絵がマークになっているお米が売られていました。 先 生：兵庫県豊岡市のものですね。 東くん：お米とコウノトリ…どのような関係があるのでしょうか？ 先 生：たしかにすぐには結び付きませんね。 西くん：私の父の実家は水田が広がる一帯にあります。毎年夏休みに