花粉喷射机.PDFVIP

花粉噴射機 （通称フルーツパウダー） ＧＫＪ－４ 製造元 （株）グリーンピア産業 販売元 北津軽郡板柳町大字福野田字実田 １８－１４ （有）外川農機商会 代表外川輝和 ＴＥＬ ０１７２－７３－４００１ 花粉噴射機 （フルーツパウダー） ※ 発売の背景 １ 異常気候変化 ２ 媒介昆虫の減少 ３ 人手不足（農業人口・農業従事者の減少） ４ 農家の高齢化 ◎ 以前の果樹の交配（りんご・梨・桃・その他）は、梵天（綿棒）を使用し 多くの人手によって人工授粉をしながら確実な方法で結実をさせて来まし たが、時代の変化によって省力化が求められ、農家の人手から媒体昆虫、交 配機等の機械へと移行して来ました。 またここ数年、国を始め各種機関等の事業や指導により、農業施設の充実・ 高性能な機械の導入等で果樹栽培に於ける農業基盤が整って来ており、高収 益作物や栽培体系を図 り、農業を取り巻く環境が更に強固なものとなる中で、 各種果物で品種改良をし、消費者に安心安全な供給を行っており、農家の安 定性が効率的に改善されて来ています。 しかしながら異常気象や農家人口・農業従事者の減少に伴い、人工授粉も交 配機等による機械や ミツバチ等 （マメコバチ他）の媒介昆虫に頼っているの が現状ですが、その媒体昆虫も減少している他、果物の収穫時期により農薬 の使用時期が制限されるなどの、授粉樹（交配樹）を栽植出来ず、単植園地 にしなければならない状況も指導機関等により伝えられて来ています。 そういった影響もあり変形果実が増えているのもまた新たな問題として、こ こ近年、人工授粉の必要性が見直されて来ております。 花粉噴射機（通称：フルーツパウダー）は人工授粉を精密には出来ないとい う短所（中心花や必要花のみ）はあるものの、人手不足や媒体昆虫の減少、 作業能率・人件費の節減や変形果実などの問題を解決する最善策として考え 発売されました。 《花粉噴射機の特徴》 ◎ＳＳのファンアミ部へ花粉噴射機をワンタッチで装着。 ◎花粉噴射機の動力はＳＳのバッテリーに配線を繋ぐ為、連続使用が可能。 ◎花粉を入れる容器に撹拌機が付いている為花粉が詰まる原因を解消している。 ◎作業人員は１名で行える為、作業効率・人件費の節減にも役立つ。 ◎変形果実の抑制 《花粉噴射機の使用方法》 ◎花粉噴射機から４つの噴口へモーターで送り出された花粉を放出し、ＳＳの ファンの回転を利用して果樹への授粉作業を効率良く行う。（ファンの回転は 1000 ｒｍｐ～1500 ｒｍｐで速度は低－３か中－３か高－１）が良いかと思い ます。またファンに低‐高が装備されているＳＳでは、ファン回転を低速に し2000 ｒｐｍ程で使用するのも良い。 ◎花粉放出量 花粉入容器（上限 ２５０ｇを入れる）で、約 ２０分～３０分の噴射時間とな ります。（あくまで目安の時間ですので、園地状況で違う場合もあります。） ◎手元のスイッチでＯＮ⇔ＯＦＦを行う ◎容器に花粉が残った場合は使いきってしまう事。花粉噴射機を使い終わった らコンプレッサーで本体・容器などを綺麗にして乾いた場所で保管す