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槇尾川の治水手法について 大阪府　都市整備部 河川室 平成２２年５月１９日 平成２２年５月１９日（水） 第３回「槇尾川ダム建設事業」等に関する有識者会議 資料 ６ 目　　次 １．槇尾川の治水手法（考え方と事業費比較結果） ２．中下流部の河川改修と事業費 ３．上流部の河川改修と事業費 ４．上流部　比較一覧表 1.槇尾川の治水手法 （考え方と事業費比較結果） １ 　　○中下流部（L=1４.２km)の治水手法については、当面の50??対策として、現在、実施して 　　　　いる河川 拡幅とする。 　　 　但し、５０?→６５?対策は, 根継による河床掘削で対応。 　○上流部（L=1.6km)の治水手法は以下の３案とする。 　　　　　①ダム案　　　②河川拡幅案　　　③複合案 槇尾川の治水手法の考え方 中下流部　Ｌ＝１４．２ｋｍ 上流部 Ｌ＝１．６ｋｍ 大津川 ２ 槇尾川　治水手法別事業費比較結果 ※１ 　５０?対策のみ残事業費を計上。 755 　 　 749 　 　 720 　 　 　 80?まで合計 697 42 655 672 17 655 624 6 618 50??80?対策 　 119 　 　 112 　 　 108 　 　 　 65?まで合計 61 34 27 35 8 27 12 1 11 50??65?対策 　 58 32 26 77 51 26 96 70 26 　50?対策残事業費 ※1 計 上流部 中下流部 計 上流部 中下流部 計 上流部 中下流部※1 複合案 河川拡幅案 ダム案 　 （単位：億円） ３ L=14.2km 国道26号 ＪＲ阪和線 桑原橋 泉北高速鉄道 琴の坂橋 城前橋 川中橋 豊橋 殿原井堰 神田橋 宮前橋 大川橋 父鬼川 槇尾川ダム 国道170号 （外環） 東槇尾川 大津川 牛滝川 三林工区 Ｌ＝0.9km 横山工区 Ｌ＝1.9km 和泉市 泉大津市 改修不要区間 Ｌ＝1.75km 凡例（河道） 　　　　　改修済(50ミリ) 　　　　　未改修(50ミリ) 　　　　　ダムで対応 　　　　　改修不要 　　　　　その他河川 ５０?対策区間 ６５?対策区間 ８０?対策区間 Ｌ＝1.2km Ｌ＝3.5km Ｌ＝1.3km 2.中下流部の河川改修と事業費 ●中下流部の河川改修 ４ ○必要最小限の施工区間とする。 ○余裕高を考慮して、断面設定する。 ○壊滅的な被害とならない浸水にとどめる。 ?【５０?対策】　　　　　 片岸拡幅による河川改修。 ?【５０?→６５?対策】　最も経済的な根継と河床掘削による河川改修。 ?【５０?→８０?対策】　片岸拡幅と河床掘削による河川改修。 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 中下流部事業費の前提条件 ※事業費は、現時点での試算であり詳細な費用算出には調査?測量?設計が必要 ※実際に用地取得?補償を行なう場合は、「公共用地の取得に伴う損失補償基準」に基づき、算定する必要がある 　　用地（土地）　???近傍類地の取引価格等を参考に算定 　　補償（家屋等）???建物の推定再建設費を経過年数や維持保存状況に応じて減価した額を基準に算定 ※ダム案以外の場合、中下流への流出量が増加するため、６５??、80??対策時において、 中下流部の改修費用が 　 増加 ※６５??対策の治水手法については、ため池の活用、校庭貯留などもあるが時間と費用がかかるため、最も経済的 　な根継ぎによる河床掘削案を選択している。 ※中下流部の事業費については、現時点で浸水を許容するかしないかの精査が出来ていないため65??、80??対策に必要な区間で算出している。今後、精緻な検討により改修区間に変更が生じた場合も、事業費比較に影響しない。 前提条件 ５ 　中下流部の施工イメージ 根継ぎ工 50??対策河床高 50?→65?対策 ①【ダムありの場合】　 　　掘削深　20～30㎝ ②【ダムなしの場合】 　　掘削深　60～80㎝ ② 50??対策河床高 50?→80?対策 ③ 50?対策 ① 65??対策河床高 ６ ①【50??対策】 　?片岸拡幅による河川改修。 ②【50??→65??対策】 　?根継による河床掘削。 ③【50??→80??対策】 　?片岸拡幅及び河床掘削。 755 　 　 749 　 　 720 　 　 　 80?まで合計 697 42 655 672 17 655 624 6 618 ③ 50??80?対策 　 119 　 　 112 　 　 108 　 　 　 65?まで合計 61 34 27 35 8 27 12 1 11 ② 50