关于日本旅行公司入境旅游业务的课题和方向——基于商业模型的角度.pdf

摘 要 日本旅行市场随着战后日本国内的人口增长和经济发展，国内旅游和海外旅 游的市场也实现了增长。但是21世纪以来这种成长逐渐转钝化成了成熟市场， 值得庆幸的是观光立国宣言作为国家战略颁布以后，入境旅游市场走向了成功 的轨道。随着入境旅游市场的扩大，访日外国游客的人数大幅度增加了，但是 日本旅行公司的总收益却停滞不前。和入境旅游市场急速成长相比较，入境旅 游业务的收益占日本旅行公司总收益的份额非常少，所以旅行公司在业务上并 未充分发展入境旅游急速增长的优势。本研究中认为其原因是日本旅行公司的 商业模式无法应对入境旅游的增长。因此，本研究将入境旅游增长的旅行公司 （JTB、HIS、乐天旅游、JR东海Tours）的商业模式和入境旅游低迷的旅行公 司 （冲绳Tourist、东武Top Tour）的商业模式进行对比，分析日本旅行公司 入境业务成败的因素。并且，为了进一步分析日本旅行公司商业模式中存在的 问题，本研究以访日外国游客为对象，关于他们对日本旅行公司的认可和使用 情况进行了问卷调查。基于调查结果，从商业模式的角度对受访者经常使用的 中国旅行社和日本旅行公司进行了比较。本研究通过以上的分析，探索日本旅 行公司的商业模式目前存在的问题以及未来的发展方向。 关键词：入境旅游；日本旅行公司；商业模式 I 要 旨 日本の旅行市場は戦後の国内での人口増と経済成長を拠り所に、国内旅行 と海外旅行の両市場において右肩上がりの成長を成し遂げた。しかし21世紀 に入るころから成長が鈍化し成熟市場へと変質し始める。幸いなことに国家 戦略としての観光立国宣言以降、インバウンド市場は成長軌道に乗った。し かし、インバウンド市場の拡大で訪日外国人旅行者数が大きく増えているが、 日本の旅行会社の総取扱額は低迷している。インバウンド市場の急成長に対 して、日本の旅行業者の総取扱額に占める外国人旅行の取扱額が極めて少な く、インバウンドの成長をビジネスに取り込めていないのである。その原因 は日本の旅行会社のビジネスモデルがインバウンドの増加に対応できていな いことにあると考えられる。そこで、本研究は、インバウンドの取扱額が大 幅に増加している旅行会社 （JTB、HIS 、楽天トラベル、JR東海ツアーズ） のビジネスモデルと取扱額が低迷している旅行会社 （沖縄ツーリスト、東武 トップツアーズ）のビジネスモデルを比較し、日本の旅行会社のインバウン ド事業の成否を分ける要素を探る。そして、日本の旅行会社のビジネスモデ ルにどんなような点に問題があるのかを明らかにするために、訪日外国人に 対して日本の旅行会社の認知度と利用状況についてアンケート調査を行う。 調査結果も踏まえて、アンケート回答者がよく利用している中国の旅行会社 やOTA と日本の旅行会社やOTA をビジネスモデルの視点から比較し、日本の 旅行会社のビジネスモデルに存在する問題をさらに解明する。これらの分析 を通じて、日本における旅行会社のビジネスモデルに現在抱える課題と今後 取るべき方向性を提示したい。 キーワード： インバウンド；日本の旅行会社 ；ビジネスモデル II 目 次 摘 要 I 要 旨 II 目 次 III 第1章 序論 1 1.1 研究背景と目的 1 1.2 先行研究 3 1.3．本研究の課題と方法4 1.4 本論文の構成 5 第2章 ビジネスモデルの概観と本研究への適用 6 2.1 ビジネスモデルの定義と構成6 2.2 旅行会社のビジネスモデル9 2.3 ビジネスモデルを用いる意義と目的10 2.4 ビジネスネスモデルを用いた分析方法 11 第3章 各旅行会社のインバウンド向けのビジネスモデル 12 3.1 各旅行会社のインバウンド