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* メソッド粒度での違いの認識 メソッド単でシステムを考える * システムは機能集合として表す。 機能はメソッド呼出関係の集合として考える。 メソッドの変更、追加、削除 順序関係の変化 * 実装レベルでのシステムの構成を説明 Graphviz (グラフビズ） * 支援システムの具体的な使い方についての説明 * 差分表とコールグラフのアドバイスに従って、機能を追加する説明 * 機能を実現するための手続きは長いメソッド呼出になる傾向がある。 変更点は僅かである場合がある。 全部を見渡す必要はない。 * 雛形と仕様を与えて開発（授業で使ったプログラム） 実験者は授業に関係したＴＡ 機能の一部をなくす変更 機能に関係しない変更行う。 * 変更されたメソッド数 同種の異なる機能を持つプログラムに共通機能を追加する支援システムの構築 海尻?海谷研究室 　　　　　　　　　　　　　　　　　 　07TA595J　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 　本田　俊光 研究の背景（１） ソフトウェア開発において、開発目的によって 　　作業の分岐や、システムの統合が行われている。 　　例えば、新機能の開発と既存機能の保守を分担して作業する場合。　　 一度変更されてしまったソフトウェアは、違いを見つけて統合するのは困難。Subversion などのバージョン管理ツールの支援が必要になる。 研究の背景（２） バージョン管理ツールを使用しても、変更があった一部の機能に関係するコードのみを統合することは困難。 　　例えば、開発者用のバージョンの一部機能を安定化バージョンに追加するような場合。 研究の目的 同種の異なる機能を持つプログラムに共通機能を追加する支援システムの構築。 開発経験を利用して、システムの機能の一部を、他のシステムに追加することを支援する。 　　 支援システムの機能 二つの異なるシステムの機能について、 　　メソッド呼出の単位で、違を確認できる 　　機能。 　 機能に関係するファイルの差分について、 　　確認できる機能。 用語の説明 機能に関するテスト 　　入力データに対する出力結果が仕様どうりか検証すること。 コールグラフ 　　コールグラフとはメソッド間の呼び出し関係を表現 　　した有向グラフ。プログラム中のメソッドをノードで、 　　呼び出し関係をエッジで表現する。 支援システムの概要（１） 元は同じシステムで、それぞれに変更が加えられた システム１とシステム２がある。 M1 M1 システム１ システム２ M2 M3 M2 M4 システムのメソッド構成と呼出関係の図： 支援システムの概要（２） システム１の一部の機能を、システム２に追加する 場合の動作。 システム１で機能に関係するテストを実行する。 実行の記録を解析する。 コールグラフを生成する。 差分リスト表を生成する。 支援システムの構成 システム１ 解析システム システム２ Ｊａｖａ言語 Java言語 ＡspectJ Graphviz CUI画面 差分リスト 支援システムの動作（コールグラフの動的生成） AspectJ を使ってメソッド呼出を記録する。 記録を辿って呼出の関係をグラフにする。 プログラム メソッド呼出 アスペクト アドバイス： ファイルにログを書く 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 0 1 0 0 呼出元 呼出先 コールグラフ 支援システムの動作　（ファイル差分表の生成） 実行ログからメソッド名を抽出。 クラスファイルからメソッド名を抽出（Bcel を使用）。 　　　　　Bcel： Javaのbytecode操作ライブラリ 対応関係を調べる。 実行ログ（メソッド名） ファイルの保持するメソッド名 対応関係をとる システムの動作（ファイル差分表の生成） ファイルのDiff（プログラムの行ごとの差分）をとる。 差分からメソッドに関する変更を抽出。 システム１ システム２ ファイル１ ファイル２ Ｄiff ファイル１　ファイル２ ?メソッドの内容が容等しい ?メソッドの内容が異なる ?メソッドがない ?メソッド以外の変更がある ?ファイルがない ファイル差分表 支援システムの動作（メソッドの差分） Bcelを使用して、メソッドの先頭と終わりの行をみつけて、 　　　ソースコードの差分(Diff)をとる。 Ｊａｖａ　Bytecode Ｊava ソース public void M1() { i++; .. .. } Bcel 0:???iconst_01:???istore_22:???iload_23:???bipush??1005:???if_icmpge????8:???invokestatic? 支