ペルセウス座流星群の研究 c9.ne.jp.docVIP

ペルセウス座流星群の研究 ＸＸ小学校　△年 オーナー１ jr．  ペルセウス座流星群の研究 毎年８月１２日前後の夜、たくさんの流星が見られます。毎年、空には同じくらいの数の流星が飛んでいるはずですが、普通の星も流星も月が出ていると、月の明るさで暗い星が消されてしまって、見える数がとても少なくなってしまいます。 今年は８月１４日が新月で、何年かに一度しかない最高の観測条件だそうです。それを聞いて、たくさんの流星を見てみたいと思いました。そして、それを自由研究にしてみようと思いました。 流星って何？ どこで光っているのか 地球の大気圏の中で光っている 地上から１５０ｋｍぐらいの高さから光り始めて、７０ｋｍぐらいの高さで消えるものが多い。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中学生用　理科資料集より なぜ光るのか 宇宙から地球に来た小さな粒が大気圏に飛び込んできて、空気とぶつかって光を出す。流星の粒は燃えているのではなく、もっと難しい仕組みで光を出しているらしい。 流星の元になる粒はどこから来るのか 流星の元になる粒も地球と同じように太陽のまわりを回っている。 地球は太陽のまわりを円形に回っているが、流星は細長い楕円形に回っている。 流星の軌道と地球の軌道が交差して、地球と流星がぶつかったとき、流れ星として見える。上側の図を見ると、地球は２カ所で流星軌道にぶつかるように見えるが、流星軌道は、地球の軌道に対して傾いているため、１カ所でしかぶつからない。 流星群ってなに？ 流星群は毎年（または何年かに一度）、決まった時期に流星がたくさん降ってくるものです。なぜ決まった時期にたくさん降ってくるかというと、地球が１年かかって太陽のまわりを１周する途中に、流星の元になる粒がたくさん集まっている軌道と交差して、たくさんの粒が地球にぶつかってくるためです。 流星の元になる粒の帯ができる理由 すい星（ほうき星）が太陽のまわりを回っていて、それが太陽に近づいたとき、太陽の熱を受けて表面が溶けてはがれ落ちたり、内部からガスが吹き出してきて、いっしょにチリが吹き飛ばされたりして、すい星と同じ軌道にたくさんのチリが放出されます。これが流星の元になる粒です。 マックノートすい星 すい星の尾は、すい星から出たチリが光っている 地球の大きさと同じ縮尺の空気の厚さ 地球 直径約１２８００ｋｍ 地上から３０ｋｍぐらいで気圧がゼロになります。空気があるのはそこまでとも言えますが、その上にもわずかに空気があります。流星が光れるくらいの空気は、地上から１５０ｋｍ上ぐらいまであります。 地球を直径１２８ｍｍに描いたとき、人間からみて空気があると言えるのは、その表面のわずか０.３ｍｍだけ。１５０ｋｍとしても、１.５ｍｍまでしかありません。 流星は、このわずかしかない空気の一番上の方で光っています。こうしてみると、流星はぼくたちのすぐ近くで光っている天体です。 流星群は、星座の中の１カ所からまわりに飛び出していくように見える 調べたいこと ８月１０日から８月１５日までの間に、１時間に見られる流星の数が、どう変化するかを調べる。 流星が飛んだ経路を写真で調べて、ペルセウス座流星群がどこから飛び出してくるか（輻射点）を求める。 調べる方法 ８月１０日から８月１５日までの間、毎日同じ場所で同じ時刻に、１時間に煮えたペルセウス座流星群の流星の数を数える。 福島県南会津町のまわりに明かりがない、暗い星までよく見えるところで流星の写真を撮影する。（父が担当） 流星の写った写真から、流星が飛んだ経路を流星用の星図に描き込む。それを延長して、すべての線が交わるところ（輻射点）を求める。 観測結果 流星数の変化 １時間あたりのペルセウス座流星群の流星数は、下のグラフのようになりました。 観測時刻が０時から１時または２時なので、１３日というのは１２日の夜、１４日というのは１３日の夜です。 流星が飛んだ経路と輻射点 写真に写った流星を、写真と星図を良く見比べながら、流星の飛んだ経路を流星用の星図に描き写しました。（赤い線） それらを延長していくと、ペルセウス座の上の方に集まりました。 （本来はここに流星図があるのですが省略します） わかったこと ８月１３日と１４日は流星の数が多くて、その前後は少ない。 流星はペルセ