卒業論文（セブンイレブンについて）.docVIP

　　　　　　　　　　　　　　コンビニの経営戦略 新出祐己 はじめに 経営システム 具体例 これから １章　はじめに 　私がこのテーマで話を進めようと思ったきっかけは、もともと企業の経営戦略というものに興味があり、それらに関係する本を読んでいた時にこのセブンイレブンという会社の本に出会った。みんながいつも利用しているコンビニの経営戦略をもっとよく知りたくなったからである。 日本には、たくさんの種類のコンビニがあるが、その多くのコンビニの中でもセブンイレブンは常にトップを走り続けている。 　図のように、セブンイレブンは、日販、客数、客単価において全てトップである。 日本のコンビニ 平均日販(千円) 客数(人) 客単価(円) セブンイレブン ６３９ ９８６ ６４９ ローソン ４８８ ８１６ ５９７ ファミリーマート ４７３ ８３４ ５６７ サークルＫ ４９３ ７８６ ５６７ サンクス ４９５ ８８８ ５５８ ミニストップ ４６２ ８３６ ５５３ ポプラ ４０７ ７５１ ５７４ スリーエフ ４７９ ８５３ ５６１ 上位３社　平均日販 セブンイレブン ローソン ファミリーマート １９９５年 ６８９０００ ４５１０００ ５１３０００ １９９６年 ６６２０００ ４４８０００ ４９１０００ １９９７年 ６６９０００ ４５２０００ ４８８０００ １９９８年 ６７６０００ ４７３０００ ４８６０００ １９９９年 ６７８０００ ４８２０００ ４８４０００ ２０００年 ６８１０００ ４８３０００ ４８１０００ ２００１年 ６７５０００ ４８６０００ ４７８０００ ２００２年 ６６１０００ ４８９０００ ４７１０００ ２００３年 ６５６０００ ４８９０００ ４７４０００ ２００４年 ６４７０００ ４８４０００ ４６４０００ ２００５年 ６３９０００ ４８８０００ ４７３０００ しかし、なぜ同じようなコンビニの中で差がつくのだろうか、そして、その差とは何なのだろうか。 　他の会社と売上を比べてもわかるように、他のコンビニよりよく売れている。商品がよく売れる、つまり他の会社に比べて商品力が強いということである。 　商品力とは、商品を開発する力、味、品質を保ったまま店へと運ぶ力、店で売る力、の３つの力の総合力のことを言う。 　セブンイレブンは商品力が他のコンビニに比べて強いということである。 　　　　　　↓