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お知らせ（詳細版）平成１８年１２月８日 財団法人えひめ産業振興財団 電話：０８９－９６０－１１００ 財団法人東予産業創造センター 電話：０８９７－６６－１１１１ 「えひめライフサポートビジネスオーディション２００６」の審査結果について ◆　福祉?生活支援分野での新たな事業の創出に繋がるシーズを発掘するため、県内外の個人、グループ、中小企業等よりアイデア、ビジネスプラン等を募集し、優秀なアイデア、ビジネスプラン等を選定する「えひめライフサポートビジネスオーディション２００６」を開催いたしましたところ、１９件の応募があり、厳正なる審査の結果、次の優秀作品等が選考されましたので、お知らせします。 記 ○　最優秀賞 『たて糸よこ糸のよろけもじり織りによる織物の開発』 　武田 正利　〔 工房 織座 〕　（今治市） 内容：「もじり織によるたて糸よろけ織」を更に発展?応用し、「もじり織によるたて糸及びよこ糸のよろけ織」の研究開発を実施。この織物の特長は、たてよこ両方に波状の柄を形成する点で空気を含むため保温性が高まり、マフラーやショールを中心に子供やお年寄りに温かくやさしい商品の提供ができる。 デザイン的にも、今までにない布に凹凸のある立体的格 子柄となり、様々な商品への展開が期待される。 アパレル関係以外にも、インテリア用品等にも新技術を 応用でき、広い市場が見込まれる。 現在、インターネット販売等も数社行っており、口コミ のリピーターも見込まれる。  ○　優秀賞 『?愛媛のまじめな伊予うどん?(仮称)の創設?ブランド化』 　難波江 任　〔有限会社永愛ヒューマンリソーシズ〕　（新居浜市） 内容：愛媛の新たな庶民の味、郷土土産として定着させるべく、讃岐うどんとは一味も二味も違う?伊予うどん?を創設?ブランド化する。うどんに愛媛の特産品を練り込んだものや、だしやつゆ、具材にも愛媛産品を取り入れる。 ○　奨励賞 『ゴミ袋開口自立器具』 　柳原 生典　〔個人〕　（今治市） 内容： ＰＰシートを３枚連結して円形に近い三角柱を造り、ゴミ袋を大きく開口保持する器具。これまでにも?ゴミ袋保形装置?はあるが、保形を維持する機構が複雑であったり操作に手間がかかったり価格が高かったりと問題が多かった。それらを解消するアイデア。 ○　奨励賞 『聴覚障害者宅用インターホン』 間口 知大　〔個人〕　（松山市） 内容：カメラと文字書き込み可能なディスプレイとテンキーがセットされたインターホンで、訪問者の用件が伝えられる。また、家の中では、パソコンや専用モニターと連動し、文字入力すると玄関先に表示され、聴覚障害者の自立生活に役立つ。具体的な設計プラン等は無いが、興味深いアイデア。 ○　奨励賞 『納豆の糸きりたれ』 矢野 陽子　〔ＳＡＹ ＷＯＲＬＤ〕　（宮崎市） 内容： 納豆を食す時にベタベタ糸を引くので、障害者?高齢者?幼児は特に食べづらい。これを解消するために、納豆の味も香りも栄養素も損なわずに糸を切る調味料を入れる。 ※注記　書類審査のため、実食はしておりません。 ◇　これらの優秀作品は、「ライフサポート産業ネットワーク形成事業」において事業化?商品化に向けたテーマ候補となります。