第1学年道徳学习指导案.PDFVIP

第１学年 道徳学習指導案 作成者：池田町立温知小学校 １ 主題構成表 主題名 親切な心で 資料名 はしの上のおおかみ （文溪堂） ■内容項目 ２－（２） ■価値の分析 ■資料の分析 ・ねらう価値は，「思いやり ・オオカミの意地悪により，う 身近にいる幼い人や高齢者に温か 親切」であり，誰に対し さぎやきつねがおびえて逃 い心で接し，親切にする。 ても温かい心で接すると げていく。オオカミの行為は いう，人間関係の基本姿 自分本位の勝手な行為であ 勢を育成する。 るとともに，そのような気持 ・よりよい人間関係を構築 ちは，自分にもあることに気 ■内容項目から見た児童の実態 するためには，憐れみや づくことができる。 優越感ではなく，相手の ・自分より強そうな熊からいじ （意識） 状況を自分のことと捉 わるをされると思っていた ・仲良しの子に対しても，気分によ え，対等の立場で相手の のに，思いがけなく親切にさ って親切にできないことがある。 喜びや悲しみを受け止め れる。熊の親切は，相手の状 ・特定の人（自分より立場が弱い， ることが大切である。 況を思いやり誰に対しても 仲良しではない，知らない人だか ・親切とは，相手の立場に 変わらぬ分け隔てのない親 ら）などの理由で，親切にできな 立った接し方であり，無 切であることに気づくこと いことがある。 償委の行為である。この ができる。 ■要因 ような親切は自己犠牲を ・みんなを優しく渡すオオカミ ・自己中心性が強く相手の立場や思 伴ったり，勇気が必要で の心を探ることで，相手を思 いがくみ取れない。また，親切に あったりするが，相手だ いやり親切にすることが， することは相手だけでなく自分 けでなく自分自身の喜び 「喜びや個々のよさ」につな にとっても快いことであると気 にもつながることに気づ がることを感じ取ることが づいていない。 かせる。 できる。 ・親切にする対象とは，発 達段階や生活場面によ り，友達，弱者，身近な 幼児，高齢者とする。 ■ねらい 相手の立場や気持ちを考えた行為は，相手だけでなく自分も嬉しくさせることに気づき，友達や立場 の弱い子，幼い子，高齢者に対して思いやりを持って