平成21年()陆用内燃机関生产(国内.pdfVIP

平成２１年度 （２００９年度）陸用内燃機関生産 （国内、海外）、輸出当初見通しについて 社団法人 日本陸用内燃機関協会 平成２１ （‘0 ９）年 １月下旬より３月上旬にかけてエンジンメーカ２０社を対象にアンケー ト調査を実施した平成２１年度陸用内燃機関の生産 （国内、海外）、輸出当初見通しと平成２０ 年度の実績見込みをまとめました。陸用内燃機関生産、輸出見通し調査は当初 （2 月調査、3 月 発表）、中間 （8 月調査、９月発表）の年２回実施しております。 平成２１年度の生産 （国内、海外）と輸出は、昨年９月から顕在化した金融危機による世界同 時不況の影響により、前年度に対して台数、金額ともに大きく落ち込む見通しです。これまで比 較的好調に推移していた新興国市場においても景気減速の波が押し寄せ、また、日・米 ・欧の主 要市場における在庫調整により、ガソリン、ディーゼル共に回復には時間がかかると予測してい ます。また、価格競争も激化し、低価格製品へのシフトが更に進んでいる一方、為替の円高によ り輸出採算が大幅に悪化しており、生産の海外シフトがこれまで以上のスピードで進むと予測さ れます。 平成２０年度の実績見込みと平成２１年度陸用内燃機関の国内生産、輸出、海外生産の当初見 通しを以下のようにまとめました。 〔国内生産〕 （１） ガソリン機関 平成２０年度の国内生産実績見込みは台数で対前年度比１２．４％減の５，４９９千台、 金額で１３．５％減の１，０７８億円としました。 この数値は、昨年９月発表の中間見通しに対し大幅に悪化しており、特に下期は対前年同 期比で、台数で１６．１％、金額では１９．０％減となっています。 平成２１年度の国内生産見通しとしては台数は対前年度比で２１．０％減の４，３４３千 台、金額は２１．２％減の８４９億円としました。 （２） ディーゼル機関 平成２０年度の国内生産実績見込みは台数で対前年度比１６．６％減の１，１９８千台、 金額は１４．４％減の３，１５４億円としました。 下期は対前年同期比で、台数で３２．９％、金額では３６．４％減となっています。 平成２１年度の国内生産見通しとしては台数は対前年度比２０．９％減の９４８千台、金 額は１９．７％減の２，５３３億円としました。 以上の結果、平成２１度の陸用内燃機関の国内生産見通しは、対前年度比で台数は２１．０％ 減の５，２９１千台、金額は２０．１％減の３，３８２億円と予測しました。 〔輸出〕 （１） ガソリン機関 平成２０年度輸出実績見込みは台数で対前年度比 １５．５％減の２，２２５千台、金額は 1 ２０．１%減の４７４億円としました。 平成２１年度の輸出見通しとしては台数で対前年度比２０．７％減の１，７６４千台、金 額は対前年度比２１．２％減の３７３億円としました。 （２） ディーゼル機関 平成２０年度輸出実績見込みは台数で対前年度比２２．７％減の６８３千台、金額は１７． ２％減の１，８２０億円としました。 平成２１年度輸出見通しとしては台数で対前年度比１７．１％減の５６６千台、金額は １３．８％減の１，５７０億円としました。 以上の結果、平成２１年度の陸用内燃機関の輸出見通しは、対前年度比で台数は１９．９％ 減の２，３３０千台、金額は１５．３％減の１９４３億円と予測しました。 ［海外生産］ ガソリン機関は北米やアジア、ディーゼル機関はアジアや欧州を中心に海外９カ国において、 会員企業 １０社が生産を行っています。 （１） ガソリン機関 平成２０年度の海外生産台数の実績見込みは、対前年度 １２．４％減の６，２０９千台と しました。 平成２１年度の海外生産台数の見通しとしては、対前年度比０．８％減の６，１５８千台 としました。 （２） ディーゼル機関 平成２０年度の海外生産台数の実績見込みは、対前年度比９．７％増の４３０千台としま した。 平成２１年度の海外生産台数の見通しとしては、対前年度比９．３％減の３９０千台とし