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研究ノ―ト
寧波石造物と日中海域文化交流
楊 建 華※1 鄔 梦 茹※2
はじめに
寧波石造物の石材の梅園石をめぐる日中海域文化交流の問題に初めて接したのは、2006年に広島
大学の岡元司氏と共同で寧波東銭湖の史氏一族の墓群のフィ―ルド調査をしたときである。かつて南
宋時代の宰相であった史詔を埋葬した安楽山の山門から入ると、墓地の両側に多くの石造物が並べら
れていた。現代人より身長の高い文臣や武将などの石像や石馬、石虎などには共通の彫刻手法が確認
でき、全体は視覚的に計算された配置で躍動感が漲っている。それの制作に使われた石材は、南宋の
初めに流行っていた青白い太湖石① ではなくて、やや赤みを帯びた地元産出の梅園石であった。
史氏一族の墓の石像だけではなく、現地の寧波周辺保国寺前の唐代陀羅尼石経幢など、梅園石を使
用した石造物は数多く残っている。
一方、日本の奈良県奈良市東大寺南大門前の石獅子や福岡県宗像市宗像大社阿弥陀経石、岡山県赤
磐市の熊野神社に伝わり、岡山県立博物館に保存されている阿形獅子、さらには九州の西部② を中心
に分布している薩摩塔なども、浙江省産の梅園石によって、作成された可能性があり③ 、寧波の石匠
によって、日本に運送された石材の梅園石で造られたことが指摘されている。しかも、ただ石材が運
送されたというのではなく、その個性的な彫刻技法も日本の職人に伝えられたようである。これは数
多い日中海域文化交流の中でも注目すべき事例の一つであろう。
1.梅園石に関する先行研究
梅園石をめぐる日中海域文化交流の問題は、これまでは供給側の中国よりも,受容した日本側の研
究者の手で主に研究が進められてきた。本格的な研究の口火を切ったのが岡元司で、2006年12月に
九州国立博物館で開催された国際シンポジウム「寧波の美術から海域交流を考える」において、筆者
とともに行った東銭湖での現地調査の概要を発表し、問題の重要性を学会に紹介した。
近年、研究が進められているのが高津孝ら鹿児島大学の中国文化研究者による薩摩塔研究と、山川
均ら近畿地方の文化財・考古学研究者による東大寺石獅子の研究である。2011年3月に上海で開催
※ 1 寧波大学外国語学院 ①青白い色を呈している彫刻石で、風化しやすく蘇州の岩石。
※ 2 寧波大学科学技術学院 ②高津孝「薩摩塔と碇石――浙江石材と東アジア海域交流」『江
南文化と日本――資料・人的交流の再発掘』.pp.213
③高津孝.橋口亘「薩摩塔小考」『南日本文化財研究』
No.7.2008 年
(http://ir.kagoshima-u.ac.jp/handle/10232/15017).
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された国際日本文化研究センタ―・復旦大学共催のシンポジウム「江南文化と日本-資料・人的交流
の再発掘-」では高津報告「薩摩塔と碇石―浙江石材と東アジア海域交流」が発表され、中国側にも
大きな刺激を与えた。
山川(2012)④ では、中日石造物研究会による寧波や東大寺での実地調査をもとに、楊古城、大
江綾子、佐藤亜聖、西村大造らが東銭湖周辺の墓前石像群や東大寺石獅子の紹介と検討、石材の加工
技術や石造物の制作技法など、関係する領域を網羅する論説を執筆しており、梅園石をめぐる日中海
域文化交流についての必読文献となっている。
一方、中国側の東銭湖周辺の史氏墓前の石像群についての研究については、上記の山川(2012)
⑤ 所収の楊(2012)⑥ の記述および佐藤(2012)⑦ の参考文献を参照していただきたいが、先行研
究を総括した蔡(2005)⑧ の論考は、岡元司が日本語訳の解題および参考写真を加えてくれている
ので、利用しやすいものとなっている。
中国語によ
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