津波避难対策检讨图三河港临海部-爱知県.pdfVIP

添付資料２ 津波避難対策検討図 （三河港臨海部） 平成 27 年 3 月 １. 位置付け 本資料は、三河港で働く堤外地の就労者（港湾利用者や来訪者等を含む）が、津波から安全かつ迅速 に避難するための津波避難対策案として整理したものです。臨海部地域の各事業者が避難対策を検討す る際の資料として活用してください。 ２. 前提条件 ① 範囲は、堤外地（陸域）とします。 ② 想定災害は、地震・津波ケース２（理論上最大想定モデル）とします。 ③ 堤外地は、津波による浸水の有無に関わらず、避難対象地域とします。 ④ 堤内地の浸水域外に徒歩で避難することを前提とします。 ※浸水範囲は、平成 26 年 11 月 26 日に公表した「愛知県津波浸水想定」を基に作成しています。 3. 本資料の見方 始点 ：公道で地域内およびふ頭内の最遠の地点 避難目標地点：「堤内地」もしくは「堤内地が浸水してい 避難目標地点 る場合はその浸水域外」 (浸水域外) ※避難目標地点は、津波の危険から避難するために、避難対象地域 始点 避難距離○○m の外に定める場所であり、とりあえず生命の安全を確保するために 避難の目標とする地点である。必ずしも、緊急避難場所とは一致し ない。 (1)避難可能距離の推計方法 避難可能距離 L =歩行速度 P ×液状化による速度低減率ν×（津波到達予想時間 T-ｔ ） 1 1 1 歩行速度 P1 ：1.0m/秒 液状化による速度低減率ν：0.65 津波到達予想時間 T：各市町の津波到達予想時間(分) 避難開始時間ｔ1 ：5 分 1 (2)液状化の影響 三河港では、全域にわたって液状化の危険性があり、最大 60 ㎝程度の沈下量が想定されています。 液状化により避難行動に支障が出る恐れも考えられるため、避難可能距離の推計の際に、路面性状の影 響として液状化による速度低減率を考慮して推計を行いました。 (3)橋梁の地震に対する被害想定 本資料では、以下に示すように橋梁設計時の適用示方書の年次を基に通行可否の判断を評価していま す。 ①落橋防止システムの確認 ：桁掛かり長、横変位拘束構造および落橋防止装置の設計年次 の確認 ②設計年次によう下部構造の耐力判定：「昭和 55 年道路橋示方書」および「平成 8 年道路橋示方書」 の設計思想に基づき、橋梁の設計年次により耐震性能を評価 表 橋梁の地震