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UNIVERSを用いたネットワーク実験計画 Network Experiment Project using UNIfied Virtual EnviRonment Space † † †† † 鈴木健治 田中健二 鈴木龍太郎 荒川佳樹 Kenji SUZUKI † Kenji TANAKA† Ryutaro SUZUKI†† Yoshiki ARAKAWA† † 郵 政 省 通 信 総 合 研 究 所 † Communications Research Laboratory, M.P.T. †† 通 信 ・放 送 機 構 †† NeLS, TAO １．はじめに　　CRLでは，マルチメディア分野におけ る先端研究として，昨年から5カ年計画でマルチメディ ア・バーチャル・ラボラトリー（MVL）プロジェクト (1) に着手した ．この研究では，3D実画像と3D-CGを用い た，非常に臨場感の高いコミュニケーション環境の実現 を目指している．すなわち，3D情報空間の構築と，こ れらの情報空間を高速ネットワーク上で共有する研究を ONYX2 ONYX2 行っている．我々が目指すこの3D情報空間を UNIfied Virtual EnviRonment Space（UNIVERS ）と呼ぶ．遠 く離れた研究所を３Ｄ情報空間で結び，共同研究や共同 図１　3画面高臨場感表示システム外観 実験を行うネットワーク上の仮想研究所を構築しようと している．今回は昨年度整備した3画面高臨場感表示シ ステムの概要と，ATMをベースとしたネットワークの 構成と実験計画について報告する． WAN：東大、筑波大、NIME ２．装置の構成　　CRLに整備した3画面高臨場感表示 ATMメガリンクサービス システムは，1画面100インチのリア投影型高精細プロジェ 3号館 75Mbps×3 ATMスイッチ 5号館 クタ×3台と，それらにCG又は，実画像を処理して出力 ForeRunner ASX-200BX するためのグラフィックワークステーション×3台と周 ATMスイッチ ForeRunner ASX-1000