国土利用計画岩手県計画（第四次）素案.docVIP

国土利用計画岩手県計画 －　第　五　次　－ 平成２８年７月７日 岩　 目 　　次 前　文 １　県土利用の現状と課題 　(１)　県土利用の現状 ??????　１ 　(２)　県土利用をめぐる基本的状況の変化と取り組むべき課題 ??????　１ ２　県土の利用に関する基本構想 　(１)　県土利用の基本方針 ??????　３ 　(２)　地域類型別の県土利用の基本方向 ??????　６ (３)　利用区分別の県土利用の基本方向 ??????　８ ３　県土の利用区分に応じた区分ごとの規模の目標及びその地域別の概要 (１)　区分ごとの規模の目標 ??????１２ 　(２)　地域別の概要 ??????１３ ４　２及び３に掲げる事項を達成するために必要な措置の概要 　(１)　土地利用関連法制等の適切な運用 ??????１７ 　(２)　県土の保全と安全性の確保 ??????１７ 　(３)　持続可能な県土の管理 ??????１８ 　(４)　恵み豊かな環境と人間の営みの両立 ??????２０ 　(５)　その他土地の有効利用の促進 ??????２２ 　(６)　土地利用転換の適正化 ??????２３ 　(７)　県土に関する調査の推進 ??????２４ 　(８)　計画の効果的な推進 ??????２４ 　(９)　多様な主体の連携?協働による県土の有効利用 ??????２４ 前　文 　この計画は、国土利用計画法第７条の規定に基づき、岩手県の区域について定める国土の利用に関する基本的事項についての計画（以下「県計画」という。）であり、全国の区域について定める国土の利用に関する計画（以下「全国計画」という。）及び県内の市町村がその区域について定める国土の利用に関する計画（以下「市町村計画」という。）とともに同法第４条の国土利用計画を構成し、県土の利用に関しては県の計画の基本となるとともに、市町村計画及び岩手県土地利用基本計画の基本となるものです。１　県土利用の現状と課題 (１)　県土利用の現状 ア　県土の概要 本州一の広大な面積を有する本県は、内陸部の大部分は山岳丘陵地帯で占められ、県の西部の秋田県境には奥羽山脈が走り、これと並行して東部には北上高地が広がっています。また、沿岸部は、宮古以南では北上高地の山すそが太平洋に落ち込み、入り江と岬の入り組んだリアス式海岸を形成しており、宮古以北では隆起した海岸段丘が発達し、海岸線も南部に比べて直線的となっています。本県は、それらの変化に富んだ地勢の中で、豊かで多様な自然と美しい景観に恵まれています。 県土は、森林が約８割を占めており、可住地面積割合は約２割となっています。主な可住地は北上川流域や北上高地、沿岸部などの平野や盆地となっており、特に北上川流域に人口の６割以上が集中している状況にあります。 イ　県土利用の状況 　　　　　平成25年における県土利用の状況をみると、森林が76.7％、農地が9.9％となっているほか、原野等が0.5％、水面?河川?水路が2.3％、道路が3.0％、宅地が2.3％、その他が5.3％となっています。また、第四次県計画の基準年次である平成17年から現況年次の平成25年までの間に、農地、森林が減少し、道路、宅地等への転換がなされているとともに、荒廃農地等その他面積が増加しています。 　　　　　第四次県計画期間内における土地利用の転換は、第三次県計画における土地利用転換（平成４年から平成17年）に比べて、全体としては鈍化しています。 　　　　　また、低金利、住宅ローン減税等の施策による住宅需要の下支えのほか、沿岸地域における浸水区域外への移転需要等から、地価の下落幅は縮小している状況にあります。（平成27年度岩手県地価調査より） (２)　県土利用をめぐる基本的状況の変化と取り組むべき課題 今後の土の利用を計画するに当たっては、基本的条件の変化があ。市街地の人口密度の低下中心市街地の空洞化が進行する、空き家土地利用の効率の低下が懸念されは、農地の転用に加え、の農業就業者の等によるにより、農業就業者の高齢化が進む中、営農等の効率化のため、担い手への農地集積?集約を進めていくことも課題で。にわたって価格が下落などの低下水循環円滑な土地利用に支障をきたすれなの適切と管理を通じて土荒廃させ取組を進めていくことが重要課題とな。土地への働きかけ減少により、これまでの手が入ることで良好に管理されてきた里地里山景観の悪化、鳥獣被害の深刻化、一部の侵略的外来種の定着?拡大懸念され。開発圧力の減少等過去土地の改変により失われた再生し。の悪化やの劣化や水質の変化等を通じてを地域の豊かな暮らし実現する観点からも重要で等の