竹田市経済活性化促进协议会-taketa.PDFVIP

竹田市経済活性化促進協議会 人材育成セミナー報告書 １．セミナー ：第1 回 暮らしのサポーター養成セミナー ２．テー マ ： このままでいいの？竹田市 （人生80 年時代を迎えて・地域福祉活動の現状） ３．日 時 ：平成23 年9 月4 日（日）10 ：00～12 ：00 ４．場 所 ：竹田市総合社会福祉センター 会議室 ５．講 師 ：竹田市社会福祉協議会、総務社会福祉課 地域福祉班係長・吉岡庸博氏 ６．事 務 局 ：児玉誠三、古澤守高 ７．内 容 講義内容： 今、何かをやらないと。 今後、誰かが、なにかをしてくれるということはない。 1）地域社会の現状 ・少子高齢化の加速、独居世帯の増加、生活困窮世帯増加、買い物移動の不便 さ、児童高齢者への虐待。自殺、子育て不安、悪質被害増加。 竹田市は1 年に約7 世帯 10 人程度増えているが、高齢者、特に50～60 代 の仕事がないのが現状。 ・竹田市の高齢化率は39.3％⇒超高齢化社会、全国で2 位。 ●80 歳以上の認知症の発症率は？⇒4 人に1 人 75 歳以上では？⇒7 人に1 人 65 歳以上では？⇒10 人に1 人 ※認知症が出始めた症状の例として 「お金がなくなった」、｢お金を取られた｣など言い出す。 2）竹田市の高齢者の実態 ・・全国2 位 ・竹田市で一番多い世代は⇒70 代、65 歳以上で２人暮らしは４割程度。 ・80 代と40 代ではどちらが多いか⇒80 代が多い。 ・独居世帯は実に2271 世帯。 ・竹田市の人口のうち、高齢者は9,799 人。高齢化率が若い順に並べると 1 久住（35.9％）、荻（36.7％）、直入（40.0％）、竹田（40.7％）となる。 ・100 歳以上の割合⇒男性3 人、女性19 人、最高齢106 歳 ・竹田市の平均年齢⇒男性78.6 歳、女性86.3 歳（女性の強さは平均年齢にも 表れている） ・竹田市は高齢化率が高いと言っても、高齢者の人口9,799 人のうち、 介護予防が必要な人は660 人、介護認定者は2000 人。 介護認定を受けずに元気に暮らしている人は7,300 人もいるので、高齢者が 多い竹田でも、他県に自慢できるのではないだろうか？（H23.9.1 現在） 3）住み慣れたところで暮らし続けたい 家族の暮らす都会に誘われて行ったが、外は危ないからと鍵をかけられ閉じ 込められ、籠の鳥のような生活を強いられている事もある。 暮らすなら、知り合いもいる住み慣れた地域がいいと願う。 しかし、地域で住むには壁がある。 ① 意識の壁・・誰にも迷惑をかけたくないという思い。自分には関係ないと いう意識。 手伝ってくれると言われても、手伝って欲しいとは言い出しにくい。 （近所の高齢者にゴミ出しなど言ってくれればすると声かけするも、遠慮し、 結局、家族が帰ってから頼む人も多い） ② 情報の壁・・様々な情報が必要な人に届いていない。情報の伝達が不十分。 ③ 制度・サービスの壁・・サービスが足りない。内容が不十分。 久住と直入には地区には、社協は出来ていない。 自治会長に言われても全部は出来ないので、今回の事業の中から、そうゆ う仕組みができるといい。 4）社会福祉の3 つの力 ① 自助力（自身、または家族だけで出来ること） ② 公助力（行政・地域包括支援センター・医療保険福祉専門職・公的サービ スなど） ③ 共助力（住民の主体的な福祉活動。ボランティア・地区社協・おしゃべり サロンなど） 「共に助け合おう」という意識。 ※この3 つが1 つになって、「誰もが安心して心豊かに暮らせるまちづくり」 の地域福祉が実現する。 ○これからの福祉のキーワード 「地域福祉」住民主体の地域づくりが求められている。 2 「きっと誰かがしてくれる」ではな