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技術士第一次試験講習資料 鳥居直也　　　　　apec_civil@yahoo.co.jp京福コンサルタント株式会社　　　　　　 SUKIYAKI塾　/pe =CONTENTS= §１　基礎科目 1 - 1． 設計?計画 1 - 2． 情報?論理 5 - 3． 解析 9 - 4． 材料?化学?バイオ 11 - 5． 技術連関 13 - §２　専門科目 15 - 1． 土質基礎 16 - 2． 鋼構造コンクリート 17 - 3． 都市計画 18 - 4． 河川砂防 19 - 5． 港湾空港 20 - 6． 電力土木 21 - 7． 道路 22 - 8． 鉄道 23 - 10． トンネル 24 - 11． 施工計画 25 - 12． 建設環境 26 - §３　択一問題解答のテクニック 27 - 1． 解答手順 27 - 2． 解答のコツ 27 - 3． 択一セオリー 28 - 4． マークシートの注意事項 29 - 一次試験　お勧めの勉強法 まず過去問題を解いてみる。基礎科目?適性科目は40分、専門科目は１時間程度で打ち切る。問題は平成16年度以降（専門科目は17年度以降）のものがよい。 以下のようにして補強する。 70点以上取れた科目は月に1回練習問題をこなす程度の勉強でよい。忙しければ何もしなくてもよい。 50点以上取れた科目は間違えた問題の補強を中心に1ヶ月程度勉強すれば60～70点レベルになる。ならなければさらに勉強する。 50点取れなかった科目は、詳細を吟味して、得意分野?不得意分野に分け、最不得意分野を捨て、やや得意分野を中心に補強する。 そもそも問題の意味がよく理解できないという人は、大学一般教養教科書、それでもダメなら高校教科書で抽象的な記述の問題になれるトレーニングをする。 勉強の基本は、読解記憶２：練習問題によるトレーニング８。つまり問題をたくさん解いて応用力を養う。 §１　基礎科目 設計?計画 分野の傾向 設計?計画分野：設計理論とシステム設計に分けられます。 設計理論????設計定義?検査?品質調査?製造物責任?トピック的用語などですが、最近は出ていません。それを発展させた、あるいは実用分野でのISO（H18、1-1-4）やユニバーサルデザイン（H18、1-1-5）などの問題が出ています。 システム設計????システム分析?計画技法であるオペレーションズリサーチ、最適化技法、システム信頼性などです。従来は、計算を要するような問題が出ていましたが、近年は出ていません。基礎知識確認や発展問題が出ています。たとえば18年度なら1-1-3は身近な構造物やマージャン牌などを取り上げ、この諸現象を工学的に説明できるかが問われており、教科書からそのままの出典ではない典型的な応用問題になっています。 熟練技術者????日常業務の中で感覚的に身についている検査?品質調査、PL法やCALS?ユニバーサルデザイン?ISO9001/14001など、常識問題?知識問題に集中して得点しましょう。 「解けそうな問題」をいくつ、いかに早く探せるかが勝負です。馬鹿正直に１問目から解いていったりせず、分野全体をざっと見て、点数の取れそうな問題を選択しましょう。 分野の基礎知識 基本概念 設計とは????概念をモノの形にし、その作り方を具体的に指示すること、モノを作るために必要な情報を全て作り出すこと思考展開：要求機能→機能→機構→構造まず作ろうとするモノを明確にする。目的がなければ設計ではない。設計には、創造的設計（前例なし、新たに設計：試作品?実験装置など）と定型的設計がある。 設計活動?基本工程 広義の設計活動：企画→設計→製作→販売→使用→後対応基本工程（工業製品）：基本設計→詳細設計→生産設計→製作 設計工程管理 主要な方法はガントチャート（横軸が達成度）、バーチャート（横軸が日程）ＰＥＲＴ：アローダイアグラムを使った、ネットワークモデルによる工程管理ＣＰＭ：クリティカルパス：日程的余裕のない最長経路 創造的設計 創造設計原理：着想を得る段階→着想を発展させる段階着想を得る方法：水平法、対話法、ブレーンストーミング法、ＫＪ法、ＴＲＩＺＴＲＩＺ（トゥリーズ）：発明問題解決理論着想を発展させる方法：思考演算法、仮想演習、思考探索 定型的設計 設計マニュアルが重要（効率的な設計のノウハウ）ＣＡＤ：コンピュータ支援設計／ＣＡＭ：コンピュータ支援加工ＣＡＤとＣＡＭの統合：設計時から生産技術と融合させる設計手法：コンカレントエンジニアリングCAE（コンピュータ支援エンジニアリング：数値計算で技術検討を支援）、　CIM（コンピュータ統合型加工システム）もあ