中日両国の都市用水の比較－北京と東京を例にして.docVIP

PAGE PAGE 14 中日两国城市用水的比较—以北京和东京为例 摘要：水是万物的起源，人类的历史是从水开始发展的。因为水的恩赐我们才得以展开丰富多彩的生活和各项经济活动。但是如此水重要的水资源并不是取之不尽用之不绝的。现在水资源最大的特点是，可预测性的世界人口急速增加的和水资源的有限性、开发空间减少，水质恶化等问题愈发显著。 尤其是对于拥有13亿以上人口和经济快速发展的中国来讲，水资源问题特别严重。城市化的发展及人口的集中，使得将来城市用水使用量的增加也会成为问题。在本文中，为了改善这个问题，将中日两国的城市用水特别是北京和东京两个首都为中心进行比较，考察两者在该问题上管理的差别，借鉴日本的经验， 并商讨其在中国的适用性。 关键词：城市用水北京东京启示 中日両国の都市用水の比較－北京と東京を例にして 主旨：水は森羅万象の源である。人間の歴史は、水から始まり、水の恵みにより、多彩な生活や経済活動が支えられてきた。しかし、こんな大切な水も決して豊富ではなく、いま限りある貴重な資源となっている。現在の水資源を取り巻く状況の特徴は、地球時代を迎え、世界人口の急激な増加予測と共に水の有限性や開発余地の減少、水質悪化などの環境問題が顕在化してきたことである。 特に１３億人以上の膨大な人口を抱え、高い経済成長を続ける中国では、水資源問題が深刻化している。都市化の発展とともに、人口が急激に集中し、将来における都市用水の使用量の増加が問題となると考えられる。本稿では、この問題を改善するために、中日両国の都市用水、特に北京と東京を中心に、両方の水管理を比較した。日本の経験を踏まえてに、今後水需要が増大すると考えられる中国との管理相違点について考察し、その適用性を検討してみたい。 キーワード：都市用水北京東京示唆 一、はじめに 二十一世紀は「水の世紀」とも呼ばれ、人口激増や地球規模の気候異変に伴う水不足が深刻化している。石油を巡って争われた二十世紀に対し、二十一世紀は水を巡る争いになると言われることもある。１３億人以上の膨大な人口を抱え、高い経済成長を続ける中国では、水資源問題が深刻化している。 都市用水とは、工場や上水道などの都市生活に必要な水のことであり、水資源の利用状況により生活用水と工業用水区分される。北京の1人当たりの都市用水の平均水資源量が約1１７立方メートル（2013年）まで下がっていた。国際基準となっている1人当たり平均1000立方メートルの水不足警戒ラインを大幅に下回り、中国で最も水不足の都市の一つとなり、厳しい状況にさらされている。 日本の都市用水に関する管理システムは長時間の発展と改善を経て、完備なシステムが形成されている。特に北京と東京は同じアジア大都市しかも一国の首都であり、水管理に対する多いの類似点を持っている。東京より何十年遅れて経済成長期に入った北京は、現実状況に基づき、東京の都市用水管理経験を手本とすべきだと思っております。本論文では、北京?東京の都市用水の現状を分析し、両国の都市用水に関する管理システムの特徴をまとめ、東京の都市用水に関する長所を分析したうえで、中国への示唆を探りたい。 二、北京と東京における都市用水の現状 （一）北京における都市用水の現状 中国には世界人口の約2割に相当する人がいるが、その水資源量は世界全体の約７％しかなく、人口に比べて水資源の絶対量が不足である。日本と比べてみると、中国の人口は日本の約１０倍であるが、水資源総量は日本の約6倍に過ぎず、一人当たりの水資源量は日本の約二分の三にとどまっている。北京は水資源量が乏しい海河流域に属しており、一人当たりの水資源は117立方メートル（2013年）まで下がっていた。国際基準となっている1人当たり平均1000立方メートルの水不足警戒ラインを大幅に下回り、中国で最も水不足の都市の一つとなり、厳しい状況にさらされている。 都市用水とは、工場や上水道などの都市生活に必要な水のことであり、水資源の利用状況により生活用水と工業用水区分される。近年、北京が年間に必要とする水の使用量は約40億～45億ｍ3となる。そのうち、都市の生活用水は５～７億ｍ3、工業用水は12～14ｍ3である。 （二） 東京における都市用水の現状 日本は、一般的に水資源に恵まれていると考えらている。日本の年平均降水量は世界平均の約２倍で、一人当たりの水資源量は世界平均の約４割であり、関東地方は約１割と極めて少ない状況にある。また、日本の地形は急峻なため、降った雨はすぐに海に流出する。さらに、降水は季節によって大きく変化し、安定的に水利用を行うためには、降水が多い時期にダム等に貯水する必要がある。 しかし、東京都の一人当たりのダム貯水量は、ニューヨークの 1/9、ソウルの 1