生活习惯病(糖尿病.pdfVIP

糖尿病、循環器疾患、がんなどに代表される生活習慣病の発症は、食習慣、運動習 慣、喫煙、飲酒といった毎日の生活習慣やストレス、口腔状態（歯周疾患）が密接に 関連しています。 めざすべき姿 【糖尿病】肥満に気をつけて適度な運動をする 【循環器疾患】定期的な血圧測定をする 【がん】がん検診を受ける － 健診で確認、自分の健康 － － １に運動 ２に食事 しっかり禁煙 最後にクスリ － （厚生労働省厚生科学審議会 ２００５．９） （ライフステージ別めざすべき姿） 乳幼児期、 健康的な生活習慣を身につける。 学童・思春期：0～18歳 青年・成人期：19～39歳 健康と生活習慣の関連を意識し行動することができる。 壮年期：40～64歳 定期健診を受けて健康管理ができる。 必要に応じ生活習慣を改善することができる。 老年期：65歳～ 病気があっても上手につきあうことができる。 現 状と 課題 ◆現状 定期的に健康診査を受け、その結果を正しく理解したうえで自分の健康を見 つめ直し、生活習慣を改善していくことが必要です。 本市の現状としては、以下のとおりです。 ○メタボリックシンドロームの診断基準の１つである腹囲については、85cm以上 の男性は３割を超え、90cm以上の女性は約１割です。 ○ＢＭＩ※については、肥満とされる25以上の人は、男性では30歳代から60歳代 で、女性では60歳代から70歳代で２割を超えています。また、やせとされる18.5 未満の人が女性の20歳代で２割を超えています。 ○理想体重に心がけていない人は約３割ですが、男性では20歳代から30歳代で５ 割を超えています。 50 ○過去１年間の健康診査の受診率は約７割ですが、男性に比べ女性では受診しな い人が多くなっています。 ○生活習慣病の三大疾病である、がん、心疾患、脳血管疾患の死亡率は、一宮市 全体の死因の約６割を占めます。 ＢＭＩについて（性別・年代別） 凡例　 18.5未満（やせ） 18.5以上25未満（正常） 25以上（肥満） 無回答 （全体）　　　　10.3 69.5 17.1 3.1 （男性）　　　　7.4 71.0 19.2 2.4 20歳代 11.5 74.9 11.5 2.1 30歳代 5.1 68.7 23.7 2.5 40歳代3.4 72.5 22.1 2.0 50歳代3.6 68.3 27.5 0.6 60歳代 5.0 74.7 20.3 0.0 70歳代 10.2 71.0 14.7 4.1 80歳以上 15.2 66.4 13.6 4.8 （女性）　　　　 12.7