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視機能評価法 国立特殊教育総合研究所 企画部 新　井　千賀子 視機能評価の基礎 視機能評価の前提となる知識 視覚についての基本的な知識 ものがみえる仕組み／視機能 医療情報や病気についての基本的な知識 医学的検査についての概略 代表的な病気の理解 視機能評価の対象になる子供たちがいる場所は？ 現在：　　　　　　　　　　　　　　 　小中学校／弱視学級／盲学校／養護学校／特殊学級… 特別支援教育の体制になると…….. 今後のモデル 視覚障害に特化した教育？ 障害の特性に対応した学習メディア／方法／教材の提供 見え方に対応した教育方法の選択 点字 low vision ケア　拡大教材 支援機器の提供 視機能評価の必要性 環境 教材 発達の支援 見通しをたてた活動….etc 個別の支援計画／教育支援計画 Vision for doingの考え方 さて、ではわれわれは何をしなくてはならないか？ Vision For Doing ／機能的視機能の評価 　　評価のためでなく、学習や活動、生活に反映できる実用的な場面での視機能の評価とその使用の支援 　そのためには、眼をどのようにつかっているか、観察することが必要 他に障害がある場合に特に注意すること １）評価時の姿勢 ２）時間帯 ３）環境 ４）モチベーション ５）コミュニケーション方法 コミュニケーションスキル どのような評価においても、検査者が対象のコミュニケーションスキルにあわせてどれだけコミュニケーションできるか評価結果に大きく左右する 定量／定性的評価のいずれも相手の反応を十分に引き出さなくてはならない。その反応を引き出す鍵は、コミュニケーション 視機能評価の実際 視機能評価事前質問票.xls 評価の分析 客観的事実とあわせて検討する 医療情報は視覚機能の限界をしるうえでも重要 養育者と良好なコミュニケーションをとり普段の生活の様子とあわせて検討 家における行動や視覚活用の状況 定性的な評価の信頼性を高める工夫を 他の担当者の評価／回数をかさねる 常に同じ手法でアプローチ 評価のあと何をするか？ 学習環境／教材の整備 拡大と強調（コントラスト） 提示位置を見える範囲、注意できる範囲に 音声言語だけでないものの提示 コミュニケーションにもつながる 視覚の弱さを支援する活動や場の設定 コミュニケーション方法への活用 Object cue , サインへの配慮 視覚をつかっての余暇／学習 暗室遊び まとめ 視機能評価には 定性的評価と定量的評価がある。これらをあわせて総合的な判断を行うことが必要。 多様な子供たちにたいして評価を行うには検査者のコミュニケーションスキルの幅が必要 * * そのうえで視覚障害教育の中心となる 盲学校の役割とは？ 視覚障害教育（盲教育／弱視教育） 地域のリハビリテーションセンター としての 視覚障害教育／職業教育／リハ 視覚障害に特化した重複障害教育 盲学校 通常教育 特別支援教育 視機能評価ってなぜするの？ Perkins staff create an Individualized Education Program (IEP) for each child. This begins with a thorough Diagnostic Evaluation performed by a team of clinicians, teachers and other specialists at Perkins or in the students local school district - prior to enrollment in any of the Schools On Campus programs (Preschool, Lower School, Secondary Program or the Deafblind Program). 視機能評価の２つのアプローチ 定量的評価　 視力／視野など数値データになる正確に評価できればかなり信頼性が高いデータとなる。また、数値データで表現されるので変化を捉えやすい。自覚的応答にたよるものが多く、言語がない場合には数値データがとれないので「評価不能」とあつかわれることも。 視機能評価 2.定性的評価 定量できないが、定性的な評価を多角的に行うことで推測することができる。さまざまな環境においての行動観察によって行われる。そのため主観的な要素の排除や媒介変数が多く数値データよりも信頼性が低くなる。 !vtc9Mfa#TjRHh4wWE5S0gWbMRUbmHwislowmM(bO-sndqjlYm6FdlnLOYz2!v5egDELhPx$ssisf6wMb