バビロニアの数学 -g.docVIP

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  • 2017-01-06 发布于天津
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バビロニアの数学 はじめに バビロニアは、チグリス?ユーフラテス川のデルタ地帯から、北の方、アッシリア、起伏に富んだ元来古代都市アッシュールを取り囲む森に覆われた地域にまで広がる土地のことである。 バビロンの南に位置する古代都市ニップールやその他の場所で発見された粘土板は、私たちにバビロニアの幾何学について、いくらかの知識を与えてくれる。これらから、BC1500年頃には、バビロニア人たちは、三角形及び正方形の面積、直角三角形や不等辺四角形の面積を求めることができていたように思える。円の面積、平行六面体、円柱の体積も可能であったように思える。彼らが (a+b)(a+b)の展開の公式を知っていたと信ずるに足る証拠もある(三平方の定理など)。他には、乗除の表、平方や平方根の表、幾何級数、それに2,3の計算法や測量法に関するものなどが含まれている。アメリカのノイゲバウアーの粘土板に関する多くの研究(1935)は、シュメール人とバビロニア人は、特殊な一次方程式、二次方程式、三次方程式、四次方程式を解くことができ、また、負の数の知識もいくらかあったことを示している。 それでは、バビロニア人たちが知っていた数学の知識とは具体的にどのようなものだったのだろうか。実際にみていきたいと思う。 60進法 バビロニア数学は60進法を採用していた。まず、60進法での数字の表し方を例を用いて示せば、           33,18 (=33?60+18=1998)            33;18   (=33+)            0;33,18 () などである。紙節約のため、aの逆数つまり「a分の1」をと表す。たとえば                  である。小数点の位置を示すセミコロン(;)で示す。位の区切りにコンマ(,)が使われていた。同様に、数字0も古バビロニア時代にはないものである。 掛算表と逆数表 先に述べたように、バビロニアの数学では60進法を採用したため、我々の掛算九九に相当する、「五九、五九」の掛算が必要となった。これを完全に暗記するのは大変なので多数の掛算表が用いられたのである。それらの代表的な様式は、次のようである。なお、a-raは「掛ける」を表す。 定数cには基本的には1桁の数が出てくる。 ところが定数cには2桁以上の数も出てくるのである。すなわち、 次の18個がそれらである。 1,15 1,20 1,30 1,40 2,15 2,24 2,30 3,20 3,45 4,30 6,40 7,12 7,30 8,20 12,30 16,40 22,30 44,26,40. これらは何のために必要だったのだろうか。単なる「五九、五九」のためには不必要な数値なのである。答はバビロニア数学独特の「割算」のしかたである。つまり、a÷bを計算するために、まずbの逆数をつくりそれをaに掛けるのである。したがって、割算を能率的に行うためには、逆数表を作っておく必要があった。 その標準的な逆数表の様式は igi-n-gal-bi(nの逆数は) であり、次のような2数の組が並べられている。 この逆数表より、たとえば        が読み取れるわけである。掛算表の2桁以上のcの多くが逆数表の中にも見られる点に注意されたい。これらの表があれば、たとえば3÷81が と簡単に読み取れるわけである。注意するべきことは、小数点の位置の確認ぐらいである。したがって、掛算表は逆数表と一対をなすものといえる。  標準的な逆数表にない数nの逆数の求め方も確立されていた。それはアッカド語で「2分割を目に見えるようすることを加える」と言われた、次のような計算技術である。 まずnを             n = a + b と二つに分ける。ただし、aは標準的な逆数表でがわかっている数である。次に、1+?bを求めて、その逆数が逆数表にあれば           とし、なければさらに       n1 = 1 + ?b = a1 + b1 とおいて、同様の手続きを繰り返すのである。  簡単な例をあげると (a=5,b=2,0)    この2数は、FLP1283の裏側に書かれていたものであり、標準的にはない広範囲の数を扱った逆数表の最初に出てくる数の組なのである。FLPとはフィラデルフィアのフリーライブラリー所蔵の粘土板のことである。  掛算表と逆数表は多数出土しているので、いろいろな計算の際に基本的道具として使用されたことがわかる。これらの他にも、数は少ないが、平方数

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