第1学年国语科学习指导案-cms.nerima.PDFVIP

第１学年 国語科学習指導案 平成27 年 1 月28 日（水）3 校時 １ 単元名 おはなしをたのしもう 教材名 「たぬきの糸車」（光村図書 1年下） ２ 単元の目標 ・登場人物、場面の様子を想像し、話を楽しむことができる。 ・登場人物の心情の変化を読み取ることができる。 ３ 単元の評価規準 言語についての 観点 国語への関心・意欲・態度 読む能力 知識・理解・技能 ○場面や登場人物の様子を想 ○書かれている事柄や場面の様子 ○経験したことや想像したことな 像しながら、読もうとして に気づき、登場人物の心情を想 どについて、順序を整理し、文や いる。 像しながら読む。 文章を書いている。 ○作品に興味をもって話を読 ○語のまとまり、言葉の響きに気 ○話の中での擬音語・擬態語の役 単元の み、思ったことや考えたこ をつけながら読む。 割、効果について理解している。 評価規準 とを発表している。 ○語や文の内容や響きなどについ ○音読を工夫し、想像しなが て考えながら声に出して読んで ら読む楽しさを味わってい いる。 る。 ○情景や登場人物の心情を想像 し、動作化している。 ４ 単元について （１）単元設定の理由 読むことを中心に学習する。場面の様子を読むことについては、おおきなかぶ、ゆうだち、くじらぐもで学習 してきた。本単元で扱う「たぬきの糸車」の作品の柱となっているものは、「たぬきのいたずら心」であり、「お かみさんとたぬきの心の交流」である。これまでの学習を生かし、登場人物の心情について想像を広げながら読 ませたい。 （２）教材文について 物語の中には、糸車の「キークルクル」という擬音語や、「くるりくるり」というたぬきの目玉の動きである擬 態語、山へ帰っていくたぬきの様子を表現した擬態語など、多くの擬音語、擬態語がでてくる。それがリズミカ ルな楽しさ、たぬきの行動の面白さとなり、物語を引き立てている。また、たぬきとおかみさんとの会話文が１ つもないが、登場人物の様子から場面を想像することができる話である。挿絵も美しいので、情景を豊かに想像 させて、子供たちを物語の世界に引き込ませる作品である。それらの言語表現や情景描写を通して「おかみさん とたぬきとの温かい心の交流」という主題に迫ることができる物語である。 ５ 研究主題に迫るために（学習活動の工夫） （１）４つの思考の型を取り入れた学習活動 （２）物語を読む１０の観点の使用 （３）体験 ・動作化 ・実際に糸車に触れさせ、場面の様子やたぬきの心情を想像させる。 ・登場人物の心情を読み取らせるために、動作化を行う。 （４）ワークシートの工夫 ・一単位時間ごとにワークシートを用意し、考える場面を限定することで、児童が想像しやすくなるように する。また、サイドラインを引くための本文と自分の考えを書き込むスペースを一体化させることで、課 題に取り組みやすくなるようにする。 ６ 学習指導計画（全９時間） 次 時 ねらい 主な学習活動と４つの思考 評価規準・方法 １ １ ・「たぬきの糸車」を ○題名や挿絵から話の内容を想像する。 【関】話に興味をもち、 読み、初発の感想を交 ○教師の読み聞かせを聞き、初発の