博物馆と无形民俗文化财-山形県立博物馆.PDF

ー j l 黒 能 博物館と無形民俗文化財 無形民俗文化財とは、衣・食・住、 生産・生業 受けている ことは周知の通りです。 しかし、県民 交通・運輸・通信、 交易、 社会生活、 信仰、 民俗 の財産でもある多くの無形民俗文化財が、 県民に 知識、 民俗芸能・競技・娯楽・遊戯、 人の一生、 充分浸透しているとは言えない状況です。 年中行事、 口頭伝承等に関し、 地域 における日常 博物館は、 無形民俗文化財を保存継承する運動 生活の中で、 人 間の身体を媒介として表現され、 の一翼を担うととも に、広 く県民に知って貰う為 伝えられて来 たものを言っています。 に、 積極的な啓蒙活動を進める必 要があると思わ 昭和50年 、 文化財保護法の改正 によって、 有形 れます。 具体的な手立て として、 まず所在調査と 無形民俗文化財の位置づけが明確になりました。 記録保存を計る必要 があります。 ビデオ等による その結果、 昭和51年から国による重要無形民俗文 レコ 映像記録や、 テープ ーダ一等による音声記録 化財の指定が行われ、 昭和田年ま で、 全国で 109 の収集は、 急を要 す る乙とでしょう。 また、 資 件を見るに至っています。 る 料の展示に合わせ、 公演、 実演す 機会を設ける 山形県においては、 昭和田年、 黒川能が国重要 乙とも必要なことです。 無形民俗文化財の指定を受けたのを初め、 民俗芸 以 上 の様l乙、 県民共通の財産である無形民俗文 能を中心に、 現在まで国指定 3 件、 県指定9件を 化財を発掘し、 保存継承して い くこと は急を要 数えています。 乙れらは、 全国民俗芸能大会や国 することであり、 保存会や市 村と手を携えなが 立劇場の民俗芸能公演などにおいて、 高い評価を ら、博物館の役割が期待されます。 ー (2) 山 形 県立 博 物 館 ニュ ス 第 66 号 * * 本 時 盟副 本 一 本 隼 本 * 本 * H * d し 也干 本 l 本 也争 * * * *ト * ホ 恒 本 間川 l l @ 山 形 の お し ば 展 本 * * 本 e 守